旧香美郡野市町(のいちちょう)は高知県の中部、香長平野の中枢に位置した町です。南国市、香美郡吉川村・赤岡町・香我美町・土佐山田町に隣接。物部川、烏川、香宗川の三河川があり、町内を縫うようにして流れる用水路は、江戸時代野中兼山によって整備されたもので、農業用水や生活用水に利用されてきました。「町の木:センダン」「町の花:水仙」「町の鳥:ヒバリ」を制定。
旧キャッチフレーズは「太陽と水と緑の豊かな町」
明治22年(1889)、町村制の施行により、香美郡野市村・佐古村・香宗村・富家村が発足。
1926年、野市村が町制を施行、香美郡野市町が発足。
1955年、野市町、佐古村、香宗村、富家村が合併、改めて香美郡野市町が発足。
2006年、香美郡赤岡町、香我美町、夜須町、吉川村と合併、香南市野市町となりました。
マンホールには「町の鳥:ひばり」を中心に、「町の花:水仙」がデザインされています。
昭和37年4月1日制定の町章は「「の市」の「の」を図案化したものです。丸い円は円満と団結を表し、四枚の羽は野市・佐古・香宗・富家を組み合わせ、中の三角の鋭さは、建設・発展を表し野市町将来への飛躍発展を表したものです。」旧公式HPより
2002年7月、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の開業を受けて誕生した「のいち駅」の「のいちんどんまん」。野市町で行われるちんどんコンクールにあやかったキャラクターです。
撮影日:2018年6月17日&2013年3月19日
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2016年4月1日、第1弾として全国28自治体で30種類の マンホールカードの配布が 開始されました。「香南市A」のマンホールカードは「香南市役所上下水道課」で平日のみ頂けます。
2003年に設置開始されたマンホールには、「旧野市町の鳥:ひばり」を中心に「旧野市町の花:水仙」がデザインされています。
「高知県香南町は平成18年3月、加美郡の5町村が合併して誕生しました。このマンホール蓋は、その合併前の旧野市町が設置したものです。デザインのモチーフになっているのは、当時、町の花と鳥に制定されていた「スイセン」と「ヒバリ」。カラー版の蓋は、旧野市町の中でも特定の場所にしか設置されておらず、ほとんどは色付けがされていない、いわゆる黒蓋と呼ばれるもの。また、現在の香南市の花・木・鳥は「みかん」、「センダン」、「めじろ」であるため、今後、このデザインの蓋が設置されることはほとんどありません。つまり、合併を機に、希少性が高まったマンホール蓋と言えます。」
訪問日:2018年6月14日