香南市赤岡・・独自のマンホールはありませんが、町の景色はとても素敵なのです。旧赤岡町のシンボル的建造物として紹介されていた「赤煉瓦商家」。傍らの案内に寄れば「初代赤岡村長・小松与右衛門(弘化2〜明治44年)の邸宅として建てられたもので、明治初期の建造と推測されています。」
「赤煉瓦商家」とは目と鼻の先に「伊能忠敬緯度観測測量記念碑:北緯33度33分」。千葉県の旅では多くの場所で目にしてきた「伊能忠敬」の旧跡、ここで見られるとは予想外でしたが、全国を歩いたのですから無い方が不思議かもしれません。
~夏の夜の2日間だけ、世にも奇妙なおどろおどろしい芝居絵で飾られる~ 昭和52年(1977)、赤岡吉川地区商工会青年部が、商店街の発展を願ってはじめた「絵金祭り」。偶然見かけたポスター、怖いもの見たさも手伝って興味をそそられます。
土佐くろしお鉄道ごめん:なはり線「あかおか駅」。駅から少し外れた高架下に「無人島長平(野村長平)の墓」と「銅像」が建立されています。 天明5年(1785)1月30日、土佐沖で嵐に遭遇し舵も帆柱も失い、漂船となって伊豆諸島の無人島:鳥島に漂着した野村長平。数々の苦難を知恵と工夫で乗り切り、後に漂着した仲間と共に、13年ぶりに生還した実在の人物です。
訪問日:2013年3月19日&2018年6月17日
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「道の駅:やす」から程近い場所に「手結(てい)港可動橋」と呼ばれる橋があります。約6分かけてゆっくりと開閉する、長さ約32メートルの可動橋。橋は船の邪魔にならないようにほぼ垂直に近い形でそそり立ち、遠巻きに眺めている私たちに不思議な感動を与えてくれます。
ゆっくりと時間をかけて跳ね上がったアスファルトの壁は、同じようにゆっくりと時間をかけて、もとの道路に戻ってゆきます。
信号が青に変わり、待ち構えていた車が橋を渡り始める・・・ちなみに嬉しがりの私もこの橋を渡って、先ほどの不思議な感動の余韻を楽しんで来ました😄
「手結港」は、人力によって河口の岩盤を掘削・石積みした、日本最古の掘り込み港湾と言われるもの。江戸時代初期に土佐藩家老:野中兼山によって作られました。可動橋が一望できる一画には「野中兼山顕彰碑」が建立されています。
訪問日:2014年3月22日