ヒマラヤ杉に囲まれた「あがたの森公園」入口。石柱の門札は向かって左に「あがたの森公園」。右に「松本高等学校跡地」。
「旧松本高等学校本館:建物は、西洋建築様式を簡略化して応用した洋風木造建築で、明治末期から大正時代前期にかけての代表的作例といわれており、明治期のナンバースクールの中央入り左右対称形ではなく、隅入りコの字型です。本館の入口は道路に直接面していて、明治期の権威的で荘重な表現から機能的で親しみやすいものとなっています。また、玄関正面のマンサード屋根、窓の配置、講堂屋根の換気用小塔に意匠的工夫をこらしています。」公式HPより
「大正9年8月に竣工したコの字形の平面をもつ木造二階建、桟瓦葺一部鉄板葺。外観は、下見板張に窓廻りの化粧材を連続させて現し、玄関二階の三連窓上部には駒形破風(こまがたはふ)を載せて装飾する。」文化遺産オンラインより
洒落た雰囲気を伝えるマンサード屋根
磨きこまれた校舎内
復元された校長室。本校始まって初の女性の校長・・・のつもり😅
復元された教室。新しく君たちの担当になるtononeko先生です😆
貴賓室
本館中庭と校舎
校庭から見る校舎の壁
校舎に縦列して並ぶ講堂は「大正11年8月に竣工。銅板葺、木造平屋一部二階建で、本館同様の外観とするが、玄関ポーチなど内外の装飾細部の意匠密度を高めている。」文化遺産オンラインより
可愛いデザインのドーマー
明かりを映し出す磨きこまれた床
一階から見上げる二階部分
南面東昇降口附属
「松本高等学校 思誠寮跡」。創立70周年を記念して昭和63年に設置。寮名は孟子の「誠者天之道也。思誠者人之道也(誠でありたいと思うことは、人の正しい道である)」に由来します。
旧制松本高校記念館
館内に入ると、マントに高下駄、学帽姿の「バンカラ学生」に出迎えられます😊
あがたの森公園に隣接する「松商学園」。本館・講堂・柔剣道場が2011年10月に国の登録有形文化財に登録されました。
訪問日:2010年10月16日&2016年4月21日