旧南安曇郡安曇村(あづみむら)は長野県中信地方の西部に位置した村です。大町市、穂高町、堀金村、三郷村、梓川村、奈川村、波田町、また県を跨いで岐阜県高山市に隣接。 村の西側にあたる岐阜県境は北アルプス飛騨山脈の最南端に位置し、焼岳や乗鞍岳といった火山をはじめ、穂高岳、槍ヶ岳といった高山が多く、シーズンには多くの登山客で賑わいます。中でも乗鞍岳は、標高2,702mの畳平までバス又はタクシーで行けるため、「日本で一番手軽に登れる3,000m級の山」として知られ、その東麓には大昔に流出した溶岩により乗鞍高原が形成されています。「村の木:白樺」「村の花:水芭蕉」「村の鳥:雷鳥」「村の獣:カモシカ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、南安曇郡安曇村が発足。
2005年、松本市に編入、松本市安曇となりました。
マンホールには「穂高連峰と河童橋」「梓川の岸から穂高連峰を見る河童」が描かれています。(安曇支所駐車場に設置)
道の駅:風穴の里スタンプ「河童橋・穂高連峰」
「上高地」は国の特別名勝・特別天然記念物に指定された梓川上流の景勝地で、古来より「神垣内」と表記されます。これは穂高神社の祭神「穂高見命」が穂高岳に降臨し、この地に祀られている事に由来します。
昭和50年(1975)4月7日制定の二代目の村章は「「ア」を表し、中央の三山は乗鞍岳・穂高岳・槍ヶ岳などの山岳を示し、右下の部分は大正池・明神池・梓湖の水資源を表したもの。」合併協議会資料より
旧村役場に残る村章のレリーフ
撮影日:2010年10月17日&2016年4月23日