松本市蟻ケ崎にある曹洞宗寺院「日光山:放光寺(ほうこうじ)」。平安時代後期の作で松本地方最古に属する木造秘仏『十一面観音』を本尊とします。
「松本三十三番札所第25番」「信濃府三十四番札所第2番」。「松本日光」「信濃屈指の厄除観音」として知られているお寺ですが、生憎と朝一の参拝だった為、御朱印を頂く事は出来ませんでした。
寺伝によれば「天平二年(730)、行基菩薩が聖徳太子作の十一面観音をこの地に安置し、日光放光寺と称したのが始めとされ、延暦年間(782~806)坂上田村麻呂が伽藍を建造し整備したと伝えられる。当時は真言宗であったが廃仏稀釈で荒廃し、大正時代に曹洞宗の寺院として復興された。」Wikipediaより
六角堂にはそれぞれの一辺に十一面観音、聖観音、千手観音、馬頭観音、不空羂索観音、如意輪観音の六観音が安置されており、迷いの世界から人々を六観音によって善の方向に教え導く御堂であると言われています。
お堂の奥には美しい「慈母観音像」のお姿
「大行普賢菩薩像 文殊菩薩と並んで釈迦牟尼仏の脇侍として仏の心理、定め、行いの徳を司る。」公式HPより
境内に座しておられた「開山貫山道仙大和尚像」
シャクナゲの花の中に座しておられる御仏の像
御詠歌【西へ行く 月の御顔は御佛の まゆより放つ 光とぞみる 】
参拝日:2016年4月21日