松本市梓川倭に鎮座される「大妻(おおづま)神社」。御祭神は『大妻太郎兼澄、建御名方命』。
祭神である大妻太郎兼澄は、鎌倉時代に大妻の地に居館を構えていた武士。承久2年(1221)の乱の際、大妻の地を所有していた後鳥羽上皇側に付き、敗走後に山に入り果てたとされています。「大妻氏」は平安時代からこの地に存在し、その血脈は今も途切れることなく「大妻女子大学創設者 大妻コタカ氏」はその末裔だそうです。
境内入り口近くより神域を守護されるのは、明治29年7月建立の狛犬さん一対。この仔たちと対面したご亭主殿の第一声は「おお~~~っ!!」😲
いや、確かに気持ちはよ~~っく分かります。この巨大な宝珠と言い、ぬっと突き出した首と言い、はるばる信州まで来た甲斐があったというもの。
とは言え、何故に阿形さんにまで、しかもどう見ても頭上の宝珠はどこかの借り物に見える・・😓
拝殿奥左右より御本殿を守護されるのは、珍しい石像の随身様。
「境内社:八幡宮」
祠ではなく八幡神の石像が鎮座されています。
「境内社:厳島社」
境内の境界近くに建立されていた「廿三夜塔」「青面金剛像」
杉木立の境内
参拝日:2010年10月17日