貝塚市(かいづかし)は大阪府の南西部、泉南地域に位置する市です。古代より櫛の生産が行われた事から、日本最古の櫛の産地ともいわれています。「二色の浜」や「和泉葛城山」などの豊かな自然に囲まれ、市域には名刹「水間寺」や国宝の観音堂を有する「孝恩寺」を擁し、貝塚市中町に門を構える「願泉寺」を中心として形成された寺内町として発展してきました。
また「東洋の魔女」と呼ばれた日紡貝塚女子バレーの本拠地であった事から、バレーボールの町を推進。
キャッチフレーズは「希望のトス 未来にアタック 貝塚市」
1889年、町村制の施行により、南郡貝塚町・麻生郷村・島村・木島村・西葛城村、日根郡北近義村、南近義村が発足。
1896年、郡の統廃合により、南郡・日根郡が泉南郡となる。
1931年、泉南郡麻生郷村、島村、北近義村、南近義村と新設合併し、改めて泉南郡貝塚町となる。
1935年、泉南郡木島村を編入。
1939年、泉南郡西葛城村を編入。
1943年、泉南郡貝塚町が市制を施行。貝塚市となる。
マンホールには、1990年から市のイメージアップと市民意識の高揚を目的に「コスモス」をシンボルとした「コスモス・アイデンティティ(CI)運動」のシンボルマークを中心におき、周囲に「市の花:コスモス」がデザインされています。(貝塚駅・市役所付近に設置)
池田市マンホールサミット展示蓋
鴻池水未来センター展示マンホール
「貝塚市CIマーク」は、貝塚市のまちづくりのイメージと重ね、コスモス・アイデンティティ運動のシンボルマークとしてデザインされました。
二色浜公園内に設置されている「阪神高速道路公団」のマンホール。デザインに使われているのは「レストハウス」の帆船マストのモニュメントでしょうか?(H・N様より頂きました)
「市の花:コスモス」がデザインされた消火栓。
市章は貝塚町制時の昭和6年4月に町章として制定され、昭和18年8月29日に市章として継承。「貝塚町にあった名松”姫松”にちなむ松葉5本が、合併5か町村の固い契りを願って結び合わされています。その中に大阪湾の昔の呼び名”ちぬの海”の波頭と市名の貝の字を象徴文字で表しています。」公式HPより
止水栓の知章部分に「貝」の文字。貝塚の貝だろうとは思いますが、実際のところは不明です。
貝塚市木積地区で見かけた側溝蓋
貝塚市イメージキャラクター『つげさん』。貝塚市の伝統工芸品「つげ櫛」をモチーフに、貝塚市市制70周年(2013年)を記念して誕生しました。毎朝つげ櫛で、入念にお髭を整えるのが日課だそうです。
撮影日:2009年6月13日&2015年10月9日&2018年12月17日