奈良県(ならけん)は日本の近畿地方に位置し、紀伊半島の真ん中で、大阪府・京都府・和歌山県・三重県に囲まれた、海のない内陸県です。三重県境に広がる「室生赤目青山国定公園第一種特別地域の曽爾高原」や、紀伊山地の霊場と参詣道といった歴史的文化遺産、同じく世界遺産である古都奈良の文化財や法隆寺地域の仏教建造物など歴史的文化的遺産を多く有しています。県域には12市7郡15町12村の自治体があり、村の読み方はすべて「むら」、町の読み方はすべて「ちょう」。県庁所在地は奈良市。「県の木:杉」「県の花:奈良八重桜」「県の鳥:コマドリ」「県の魚:金魚・鮎・アマゴ」を制定。
キャッチフレーズは「奈良は あなたを 笑顔にします 日本にしかなく、奈良にしかなく。うまし うるわし 奈良」
明治4年(1871)、第1次府県統合により大和国10県が統合され、奈良県が設置。
1876年、奈良県が堺県に編入される。
1881年、堺県が大阪府に編入され、奈良県は「大阪府の大和地域」とされる。
1887年、大阪府より分割され、奈良県(第2次)が再設置されました。
吉野川流域下水道マンホールには 「県章」を中心に「県の花:奈良八重桜」、周囲に「県の魚:アユ」がデザインされています。(処理区域:五條市、大淀町、吉野町、下市町。)
昭和43年3月制定の県章は「奈良県の「ナ」を図案化したもので、外の円は大和の自然を、内の円は協和の精神をあらわしています。横一文字の軸は、力強い統一とたゆみなき進展をあらわしています。」公式HPより
県営水道:大型マンホール
下部に「奈良県」の文字の汚水マンホール
中央に「奈良県」の文字の雨水マンホール
中央に奈良県章「電気」
中央に県章、「県営水道」「電防」とあります。奈良県では送水管を腐食から守るため、電気防食の技術を導入しているそうです。
国土交通省章を中心に、「宇陀川」「通信」の文字。
奈良と言えば、良くも悪くも話題になったのが2010年に開催された「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクター「せんとくん」。制作費の総額(1,518万円)が膨大であった事、仏の頭に角を生やすのは仏への侮辱、可愛くない等々・・批判が殺到した分、宣伝効果は抜群だったようで(^^;)。今は奈良の守り神として多くの人々に親しまれている、鹿の角をもった愛嬌のある童子です。
奈良県警マスコットキャラクター「ナラ・ポリス」、略して「ナポくん」。 名付け親は本県警察職員で、「角」は、警察の無線機の「アンテナ」とパトカーの「赤色灯」をイメージしています。
撮影日:2009年4月19日&2009年6月27日
(※)宇陀郡曽爾村ではご当地マンホールの類は見つけられませんでした。
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(※)宇陀郡御杖村、山辺郡山添村、 吉野郡天川村・野迫川村・黒滝村・十津川村・川上村・東吉野村・下北山村・上北山村は未訪問のためマンホール画像はありません。