丹波篠山市東吹にある、お菓子をテーマにした観光施設「お菓子の里・丹波」。広い敷地内には多くの施設が立ち並び、しかも入場は無料という、何ともお財布にやさしい施設。・・で、つい、あれこれと買っちゃうんですよね(笑)
お土産の品定めが終わったら、さっそく広い園内に・・木々の緑を写しこむ池の向こうにポツンと見える茅葺屋根なんて、もうそのまんま水彩画の世界。
小川に架かる石のアーチ橋
唐突に展開される西洋風の館は、旧・神戸市警垂水署を移築改装した、大正初期の洋館ミオール館(旧・ウィーンの館)。 1階は千鳥屋宗家系列の洋菓子ミオールのスイーツカフェになっています。
あまりにもお洒落すぎて、中に入る根性が無かった二人(^^;)・・こんな素敵な場所だと知っていたら、もう少しお洒落をしてくるんだったね・・
ハーブで埋もれた建物は「ドイツ館」。ヨーロッパ各地のビールや、レンガ造りの石窯で焼かれたピザ、黒豆パンなどが販売されています。
嘉永7年(1854)築の古民家を移築した「茅葺きの家」
屋内では囲炉裏を囲んで和菓子や日本茶などを頂くことができます。
古いかまどに掛けられたピカピカの羽釜(はがま)。かまどに架けるためのツバを羽根に例えた名称ですが、言い得て妙です。
茅葺民家から見る「ミオール館」
ラストは、右手の小高い山の上にある「薬師山山荘」。安政4年(1857)に建てられた商家を移築したもので、閑静な佇まいは雰囲気も調度も全てが別世界。
自然に囲まれた山荘でいただく、地元名物のぼたん鍋やしゃぶしゃぶ鍋。私はどれも無理だけど、御亭主殿なら贅沢な一時が過ごせそうねと言うと、一人でこんな所に来てもつまらん!と笑って却下。
訪問日:2017年9月4日