車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

柏原(かいばら)大神宮 in 兵庫県丹波市柏原町

2023年07月18日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・兵庫県

丹波市柏原町柏原に鎮座される柏原八幡宮の境内社「柏原(かいばら)大神宮」。御祭神は『天照大御神』。国家鎮護、心願成就、交通安全の御神徳を持ちます。

拝殿の後方、小さな水路を跨いで神橋が掛けられ、茅葺の本殿へと続きます。境内社ゆえに仕方ない事なのですが、ご由緒や創建に関するものが何もないと言うのも悔しい話。柏原八幡宮の創建が万寿元年(1024)という事なので、それに近い時期だろうと推察します。

「神誠」と題された拝殿額。残念ながらこれを読み解く才能がありません(^^;)

奉納絵馬は柏原八幡宮:厄除大祭の様子を描いたもの。毎年2月17日、18日にかけて10万人の人々が参拝に訪れると言われる、中北部近畿最大規模の「厄除大祭」、さぞかし壮観な事でしょう。

同じく厄除大祭の様子を描いたと思われる奉納絵馬で、こちらには奉納者のお名前が記されています。

奉納者である『長野晴璋氏』。実はこのお名前、2015年の広島方面の車泊旅の際、大竹駅前でお見掛けしています。弥栄ダムの工事で採取された岩を使った鯉のぼりのストーンアート。その作者が『長野晴璋氏』でした。有名な方なのだろうから、多方面で見かける事は不思議ではないかもしれませんが、それでもその事実は私を充分に喜ばせてくれます(⌒∇⌒)

柏原八幡宮「境内社:淡嶋神社」。御祭神は『少彦名命』。病気平癒、医薬の神の神徳を持ちます。

柏原八幡宮:一の鳥居後方に「境内社:白比賣社」、御祭神は『白比賣大神』。病気平癒・怪我平癒の御神徳を持ちます。

一の鳥居近くに建立されていた歌碑二基

「八幡社頭 少年の日は物に感せしや 『上田 三四二』【 蝉声のしげき人なき社頭には 受験少年の わがまぼろしあゆむ 】【拝殿の 石に蜥蜴のはしるさえ 昔日に似て うつつなきかも 】

【 名さえ目出たい入船山に 町の守りの八幡宮 】野口雨情

一の鳥居から見上げる参道・・いかにもな坂道に参拝を断念した事が未だに悔やまれてならない・・丹波佐吉の狛犬・・・重文の本殿・・ああ・・本当に悔しい。

参拝日:2019年12月21日

 

コメント (4)
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