車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

大仁(おおひと)神社 in 静岡県伊豆の国市

2018年10月19日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・静岡県

伊豆の国市大仁に鎮座される「大仁(おおひと)神社」。御祭神は『大山咋命(おおやまくいのみこと)』。相殿に『誉田別命、倉稲魂命、火産霊命(ほむすびのみこと)』

「大仁神社の創建は、大同年間(806~810)に大仁に住んでいた人々が産土神として滋賀県の坂本より、日吉大社の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。開運、福徳、治水、酒造に御利益があるとして社運が隆盛しました。古くから神仏習合し江戸時代までは「山王社・山王宮」と称していましたが、明治の神仏分離令により「大山咋命神社」に改称。明治42年(1909)に現在の「大仁神社」に改称しています。」

一間社流造の本殿前、石段の先に見える拝殿は銅板葺入母屋、屋根の正面には千鳥破風を乗せた堂々たる様式。

拝殿前、玉垣の真下にあって神域を守護されるのは、江戸流れの狛犬さん一対。「大正八年十月二十三日 大仁上町 有藤〇〇〇」の刻。

それにしてもこんなに怖い顔の江戸流れさんって、多分初めてかも(-"-) 例えて言うなら地獄の門番か・・。剥きだした歯はガチガチと音を立て低いうなり声が辺りを威圧している。

正面から見るとさほどでもないのにねぇ・・この狛犬さんを生み出した石工さんの凄さを目の当たりにした気分。

拝殿内には奉祝 悠仁親王殿下御誕生」の幕。皇統の何たるかも知らない愚者など捨て置き、健やかなるご成長を心よりお祈り申し上げます。

拝殿内の奉納額は古今著聞集の「衣のたて」の一場面。『八幡太郎義家』と『安倍貞仁』の名場面を写した「武士のたしなみ二駒」

さらに拝殿内には、比較的あたらしいと思われる木彫りの神殿狛犬さんが一対。やっぱり強面のお顔で神域を守護されています。

朱塗りの鳥居は「境内社:稲荷神社」。御祭神は『倉稲魂神(うかのみたまのかみ)』

手水舎には何とも立派な「吐水鮎」。「吐水鮎」の後方に「鮎友釣り発祥の地」碑

碑文【鮎の釣り法の友釣りは狩野川が発祥の地であることは広く知られているが,その起源を示す古文書〔日付は天保三年五月(1832年)〕が大仁町で発見されている。 韮山代官所に狩野川下流域の韮山村, 肥田村の漁師より大仁村の方で最近流行り始めた囮を使う新漁法で根こそぎ鮎を採ってしまい困っているからこれを禁止して欲しいとの訴状が残っており, また, 禁止して頂きありがとうございましたという内容の御礼状文書が残っている。 鮎の友釣りに関する文献としては, 日本最古のものでありこれをもって, この地が鮎の友釣り発祥の地と言われている。】

参拝日:2011年11月8日

 


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