車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

秋葉総本殿三尺坊大権現~其の二 in 静岡県袋井市

2019年03月10日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・静岡県

昨日の続きで「秋葉総本殿」の紹介ですが、今回は「御真殿」の参道入り口から。 石段の上り口左右にあって神域を守護されるのは、明治8年(1875)8月生まれの狛犬さん一対。

2011年の参拝では、9月21日の台風15号による石灯籠などの倒壊で、付近は補修工事中。 重機のそばですが、休憩時間を利用しての撮影、きちんと了解を得ました。
2016年の参拝で、改めてその素晴らしい神獣さんと対面できて、ご亭主殿の喜びもまた格別。

まるで手招きしているように右手を上げる阿形さん、でも一体誰に手招きしているんでしょうね。

 

どうやら手招きの相手は向かいにいる吽形さんみたいですが、なぜかそっぽ(^^;)

で・・・二対を並べてアテレコ(笑)「なぁなぁ、絶対にバレないからさぁ、ちょっとこっちに来いよ~♪」「いや、誰か来たらまずいし・・・・」
さしずめ、「積極的でいたずら好きな阿形さんと、慎重派で優等生の吽形さん」、一体何を企んでいたのか(笑)。

参道の石段の途中では「鼻高天狗」「烏天狗」が参拝者を出迎えてくれます。

 

「鼻高天狗」は山伏姿で羽団扇を持ち、赤ら顔で鼻が高く翼があり、空中を飛翔するとされます。

「烏天狗」は「鼻高天狗」と同じく山伏装束で、烏のような嘴と翼をもち、剣術に秀でています。 一説には、人間が「鼻高天狗」になる途中の姿とも言われていますが、他にも諸説あり、一概には言えないようです。

ここ秋葉総本殿において『秋葉三尺坊大権現様』は「鴉天狗」の姿で現され、それ以外はすべて眷属として従うもので、公式HPにも「鴉天狗」の姿で紹介されています。

拝殿内には所狭しと「烏天狗」や「鼻高天狗」の面が奉納されており、その数に驚かされます。

とは言え圧倒的に多いのは、やはり「鼻高天狗」。天狗と言えばこの顔が定着しているようですね。

今は禁止されている拝殿内一面の千社札、きっとどれもずいぶん昔のものでしょう。お札の前には生涯で12万体あまりの仏像を作ったという『円空上人』作の、小さな円空仏も奉納されています。

壁からそのまま上を向けば、格子天井には百花の牡丹を中心に、様々な草花。 一つ一つ紹介していけば、其の二十くらいまで余裕で続きそうなので、これくらいで終了としなければ(ーー゛);

明日はまだ紹介していない史跡や堂宇などを・・・って、本当に何時まで続くんだろう?(^^;)

参拝日:2011年11月16日&2016年12月14日

 


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