瀬戸内市邑久町山田庄に鎮座される「貴船(きぶね)神社」。御祭神は『高龗神(たかおかみのかみ)』。
由緒「当社の創立年月は不詳であるが、山城国愛宕郡官幣中社貴船神社の御分霊を旧山手村早稲田休所に奉斎した。従5位上稲都神社の縁起によると、貴船大明神は(後に貴船神社と改号)宝亀2年9月(771)5町ほど西方の貴船山に奉斎し、神主守安仁左衛門奉仕すとある。その後、才名山(さいなさん)、円通寺、別当職をもって奉仕する。当時この付近は尾張の保と称していたが、慶長元年3月(1596)尾張村、山手村、山田庄村と3ヶ村に分村し、享保年間(1716)に藩主池田光政の命により神職大森丹後守正豊が奉仕、藩主崇敬により社領3石3斗が明治3年まで奉納された。現在は山田庄の総氏神として、また、水の神様として広く信仰を集めている」岡山県神社庁H.Pより
拝殿前より神域を守護されるのは、扁平頭浪花型の狛犬さん一対。小さ目ですが、目一杯広げた葉団扇の尾っぽが冴えています。ちなみに阿形さんの顔・・河童に似てます😅
拝殿内には色鮮やかな絵馬が奉納されていましたが、画像に収めるには腕不足。一応真っ直ぐに移せた一枚は、川中島の合戦における、信玄と謙信の一騎打ち。なぜかこの題材、奉納絵馬に良く使われていますね。
摂社「西神社」。御祭神は『西の御神・素戔男尊』。祇園宮とも称します。
摂社「東神社」、御祭神は『東の御神』
左端より摂社「奥神社」:御祭神は『奥の御神・倉稲魂命 』。
末社「荒神社」御祭神は『荒神・素戔男尊 』
中央に「末社:荒神社」、隣に奥に見える小さな社は「愛宕神社」
末社
社日碑
最後に干支の絵馬を・・本来干支の絵馬はあまり紹介していないのですが、火を使って焼き上げた絵馬がとても珍しく思えたので。
参拝日:2011年8月17日
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