小松市安宅町に鎮座される「安宅(あたか)住吉神社」。御祭神は『底筒男命、中筒男命、上筒男命』、相殿神に『別雷神・少彦名命』。境内に「安宅の関址」がある事から「難関突破の神」としても知られています。
頂いた御朱印は非常に達筆ですが、服装と対応から察するに団体さんの為に準備された、お習字のプロらしき方と御朱印担当者による流れ作業😓。もしもそうでなかったのなら大変失礼な事とは思いますが・・そうとしか思えなかった事は事実・・・ならばいっそ、見えない場所で書いて下されば、知らずに済むのに😥😭
由緒「古くより陸・海路の要所として栄えた北国の港安宅の地に祀られる当社は「安宅の住吉さん」として親しまれ、昔は安宅住吉大明神・二宮住吉大明神・住吉宮とも称された。創建は古く奈良時代天応二年(782年)、琴佩山に御鎮座。天暦二年(948年)鷹降山に、天正五年(1577年)小倉野に御遷座され、正保四年(1647年)現在の二堂山に御遷座。その名は古典にもしばしば見られ、北陸道往来の人々が必ず詣でた古社で、古来、人生に於ける道先案内の神、開運厄除、交通安全、縁結び、また「難関突破」の霊神として多くの信仰を受け、「縁ありて社頭に詣づる人、誠を込めて神前に祈りを捧げば、その祈りは必ずや成就されん。」と云われる。」公式HPより
授与所の近くにある「神亀石」。その昔、住吉の神の側近くに居たいと願い、舟方「米谷八蔵」の案内で陸に上がった海亀。境内まで来ると、ピタっと歩みを止めてその場から動かず・・・そのまま石になり、永劫、神の側近くでお仕えしているのだとか。この神亀石の背中を「左右左」と撫でて神社にお参りすると「延命長寿」「末広がりの幸福」にあやかれると伝えられています
「神亀石」の近くに奉納されていた「北前船の親子錨」
御社殿の左側に鎮座される「境内社・金比羅社」。神域を守護されるのは浪花系の狛犬さん一対。
阿吽ともに結構な強面なのですが、不釣り合いにも見える赤い小さな前垂れが何と言うか・・・、思わず笑いを誘います。
拝殿前方に鎮座される「境内社:稲荷社」。朱塗りの鳥居の奥、社殿前より神域を守護をされるのは、笏谷石の狛犬さん一対。
笏谷石の狛犬さんと言うと、歯を噛み鳴らすような顔立ちが多く、怖いという印象なのですが、こちらは至って穏やかで大人しい顔立ち。首には先ほどの狛犬さんと同じ赤い小さな前垂れ、こちらはまぁ・・良く似合っています。
拝殿の内より神域を守護される真っ白な陶器製の神狐さん。神秘的とも思える姿に・・少々派手過ぎる赤い前垂姿は、かなりのインパクト。
稲荷社の前、参道を向いて白紙の勧進帳を読み上げる弁慶像。さしずめ歌舞伎の舞台なら「高麗屋!!」と大向こうが飛ぶ場面。
絵馬には血を吐く思いで主君:義経公を打ち据える弁慶。これもまた、観客の涙を誘う場面です。
参拝日:2011年10月12日&2015年10月21日
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