各務原市前渡西町に鎮座される「白鬚神社」。御祭神は導きの神として知られる『猿田彦大神』
「創立年代不詳。明治七年地租改正関係書類中左記のものあり。前渡村字山屋敷1361番1小社白鬚神社旧境内地四反一畝十四歩但し官有地第一種。」岐阜県神社庁HPより
参道真っ直ぐに開放的な拝殿が見えてきます。
四方に壁のない拝殿は、神楽殿としての役割も兼ねているのでしょうか?素通しの向こうには神門へと至る石段が見えています
そういえば拝殿の周囲に積み上げられた石の壁ですが・・・この石がちょっと独特の風貌なんですね。もしかしたらこの丸っこい石、旧川島町の主産業であった木曽川の丸石(川石)かもしれませんね。
拝殿前左右より神域を守護されるのは、大正6年8月建立の狛犬さん一対。吽形さんは仔狛を前足にすがらせ、阿形さんは足の下に毬を置いています。各務原市の仔狛は吽形さんの前足に縋りつくタイプが普通なのでしょうか?
まるで何かをねだる赤子のような仕草・・・それは人でない生き物であっても変わる事のない親と子だけの暖かな時間・・・子を持った親には仔狛の一生懸命な仕草が、何故か胸にジンとくるのです。
拝殿の奥に本殿に至る石段
屋根の上から参拝者を迎える留蓋の獅子たちは、真ん丸な目を一杯に見開いて下界を見下ろしています。
参拝日:2010年11月1127日
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