車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ふらり寄り道~木曽福島 in 長野県木曽町

2022年05月06日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

初めての場所を訪ねる時は、まず役所関連施設と主要駅と言うのはお約束。何故なら、そこには高確率で「ご当地マンホール」がある😀。お目当てのマンホールはget、折角なので木曽町の代表駅「木曽福島駅」へ。たかが駅と侮ってはいけません。これほどの駅になれば、結構沢山の見どころも有り、ちょっとした観光気分も味わえます。

観光地にある駅につきものなのが「ウェルカムモニュメント」と呼ばれるキャッチフレーズ的な何か。踊り子さんの横にある桧に彫られた文字は「水と緑の町 史跡と民謡の郷:木曾福島」

水と緑の町に、水車は必須

木曽福島駅の南に鳥居を見つけたので、さっそくお参り。木曽町福島新万郡に鎮座される「御嶽教(みたけおしえ)木曽大教殿」

御祭神は『御嶽大神(国常立尊・大己貴命・少彦名命)』。では御祭神の前に立たれる御方はどなたでしょうか??

御嶽山を信仰根本道場とし、木曽大教殿は御嶽登拝の安全を祈願するための神殿と位置付けられていましたが、その後、御嶽山木曽本宮に遷座し移転したとあります。今から十数年前に参拝しただけの御縁ですが・・今はどうなっているのか

「御神像奉安殿」。蝋燭の明かりの中に浮かび上がる御神像のお姿は、いずれも神秘的な表情を浮かべて・・そこに存在。

御神水

こちらは2014年6月に立ち寄った「道の駅:木曽福島」のウッドデッキから見えた「御嶽山木曽本宮」

さて、木曽福島と言えば何と言っても「史跡:福島関跡」。駅前交番の外観は福島関所の入り口を模しており、いかにも「らしい」佇まい。

福島宿の北口、宿場を一望する根の井山(関山)麓の崖上に残る「国史跡:福島関跡」

福島関所が創設されたのは慶長年間(1596~1615)の事。江戸幕府が設置した五街道50箇所の関所の内、東海道の箱根関所、新居関所、中山道の碓氷関所と、この福島関所を四大関所と称し、特に重要視された難関でした。

関所役人達の生活用水として、また山越えで疲れた旅人の渇きを癒す命の水として使用された「関所水」。今は衛生上の理由から、湧水ではなく水道水が使用されているそうです。

日の落ちた関所の風景は、それが復元とわかっていてもあまり気持ちの良いものではありません。関所とは、単に街道に設けられた拠点ではなく徴税や検問のための施設であり、時には命にもかかわる厳しい詮議の場にもなりました。

しのび寄る秋の空気の寒さに震えつつ、駈足で見て回った福島関所跡。ここもあそこも・・できればもう少し明るくて暖かい空の下が良かったね。

訪問日:2010年10月2日


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