鴨川市天津に鎮座される「天津神明宮」。「房州伊勢の宮」とも称される古社。 御祭神は『天照皇大神・豊受大神・八重事代主神・大山祇大神』、ほか七柱の神を合祀します。
由緒に【『事代主神』は天孫に国土を献ってのち、海路はるばる当地においでになり、東方鎮護の神として永くこの地にお鎮まりになったため、人々は宮殿を建て、『もうけ明神』と尊称したと伝えられています。寿永3年(1184)、当地に伊勢より神霊を勧請し、『もうけ明神』とともにお祀りされたのが「房州伊勢の宮」と仰がれる当社であります。】
拝殿前より神域を守護されるのは、安政3年(1856)丙辰6月建立の、江戸流れ狛犬さん。 海が近かった所為なのか、体中を覆う独特の白い斑点が、過ぎてきた年月を物語っています。
あまりにも広範囲な苔の所為で、本当はとても優しい顔立ちがよく見えないのが残念。 という事で、正面から顔だけをアップにして見ましたが、どうでしょう?優しさがにじみ出た良いお顔でしょう。
そういえば社務所の前に大小二組の顔出しパネルがあったのですが、もしかして大人と子供用? いえ・・別に大人が楽しむのも有りですよね😊う~~~ん、記念だし、今生限りかもだし😣
絵馬は、日輪の中にさらに赤く燃える光と、その中に浮かぶ千木。見ているだけで気力が沸いてきそうな・・運気向上の文字も力強い。
「丸葉萵苣(まるばちしゃ)の木」、葉っぱが柿の葉に似ている事から別名を「カキノキダマシ」とも言います。 【境内にある「まるばちしゃの木」は、中国大陸南部や海南島、台湾などに生育している亜熱帯性の落葉喬木であり、その北限として価値が高く千葉県の天然記念物に指定されている。】 説明書より
他にも摂社や末社が祀られていた筈ですが、この時はコースの順番を間違え、150k超え遠征で立ち寄った神社。 逆コースで日程をこなすという機転も浮かばず、とにかく「急いで!、急いで!」が合言葉でした。
参拝日:2014年5月23日
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