旧簸川郡大社町(たいしゃまち)は島根県のほぼ西端、日本海に面した町です。町名の由来でもあり、数千年の歴史を持つ「出雲大社」の鳥居前町として栄えてきました。
また、出雲大社の親神様とされる「日御碕神社」や、島根半島西端に建つ白亜の「日御碕灯台」などを有し、多くの観光客が訪れる事でも知られています。
日御碕にある「経(ふみ)島」は、「ウミネコの繁殖地」として国の天然記念物に指定されています。「町の木:クスノキ」「町の花:菊」「町の鳥:ウミネコ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により簸川郡杵築町・杵築村・荒木村・日御碕村・鵜鷺村・遙堪村が発足。
1925年、簸川郡杵築町・杵築村が合併、簸川郡大社町が発足。
1951年、簸川郡大社町が荒木村、日御碕村、鵜鷺村、遙堪村と合併、改めて大社町が発足。
2005年、旧出雲市、平田市・簸川郡湖陵町・多伎町・佐田町と合併、出雲市大社町となりました。(読みが「たいしゃちょう」に変更)
マンホールには柱状節理の「日御碕」を背景に、「日御碕灯台」「町の鳥:ウミネコ」がデザインされています。
「世界の歴史的灯台百選」の一つに選ばれた、美しい石造り白亜の「日御碕灯台」。そして、日御碕の「経島」を繁殖地とする「ウミネコ」。海面近くを飛翔する姿はとても優雅です。
昭和36年9月26日制定の町章は「頭文字の「大」を表したもの。」
撮影日:2011年5月17日&2013年5月21日&2015年4月21日
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