是枝裕和監督作品「真実」を字幕で観た、洋画を観たのは20年も前のこと
世の中、三連休が終わった。テレビは、先の台風の被害の状況を連日報道している。心が痛む。
そんな中で、この三連休で2本の映画を観た。1本は是枝裕和監督作品「真実」。字幕で観た。私は基本日本映画しか観ないのだが、今回は是枝監督の作品なので、とりあえずと観た。ま、この「真実」を洋画とは言わないだろうが、フランスを舞台に出演者も日本人は誰一人いないので、私的には洋画という扱い。
私が洋画を観たのは20年も前のこと。ニューヨークに行きので、セントラルパークが舞台の映画を予習的に観て以来。 にしても映画「真実」は、親子の対立と和解を描いてとても日本的。しかし、往年の大女優役のカトリーヌ・ドブーヌの存在感は、日本人俳優では出せなかったように思う。
ま、何とか字幕にもついて行けた。ただ、日本語吹き替え版でも観てみたいという思いもある。
吉永小百合の「最高の人生の見つけ方」、天海祐希のカッコ良さに救われた
もう一本は、吉永小百合の「最高の人生の見つけ方」。これは米国映画のリメイク。ま、吉永小百合なので観ておこうかという感じで出かけた。
私は原爆詩の朗読など吉永小百合の生き様には共鳴しているものの、その主演作品については、映画では「キューポラのある街」以外、感動したことがない。テレビの「夢千代日記」も良かったのだが、映画では少しだけ雰囲気が違った。そうは言いながら、吉永小百合の映画はほとんど観ている。
吉永小百合の映画を見終えた際に、パートナーはいつも「お父さん、こんどは私はもうええからよ」と言っていた。
今回の映画、吉永小百合であり莫大な経費が投入されていた。カリフォルニアでのスカイダイビング、エジプトではスフインクスへ、さらにはももクロのライブへの参加など、病院で出会った女の子のノートに書かれた「死ぬまでにやりたいこと」を次々にやっていく。
ただ、今回の映画はそれに付き合った天海祐希がとても格好良く、それに救われた。