不安が的中した。今年の夏にサツマイモの葉の茂りが悪く、芋の育ちを心配していた。昨日掘ると小指の先ほどの芋しか入っていないのが多かった。ショックだ。
いつもは大きすぎて焼き芋にはどうだろうという感じだったのだが、今年はホントできが悪い。
このサツマイモ(安納芋)は友人に依頼されて育てているものだから、顔向けできない。楽しみに待ってくれている友人たちに申し訳ない気持ちでいっぱい。ま、少しだけ大きいのもあるので我慢してもらおう。
ところで、若い友人から「サツマイモの茎を食べるので欲しい」と言われていたので、昨日渡した。彼女のふるさと・高知では、茎を食べているし売られてもいるとのこと。初めて知った。
ともあれ、昨日半分ほど掘ったのだが、もう半分残っている。頑張らねば。
私が定期購読をしている「岡山文庫」2冊が一昨日届いた。今回の配本は、世良利和著『笠岡シネマ風土記』(320回配本)、そして猪木正実著『内山完造の世界』(319回配本)。
世良利和さんは、私が少しだけご縁をいただいていることもあり、今日の「読書メーム」で楽しみに読もうと思っている。
この「岡山文庫」は第一の現役時代に職場へ配達してくれていて、その頃から定期購読を開始し、今は郵便で送られてくる。我が家には全巻そろっているはずなのだが、キチンと並べられていない。お恥ずかしい。
にしても、「岡山の百科事典」と言われる「岡山文庫」はいつまで続くのだろうと感動しつつ思う。「岡山文庫」の配本中止と私の永久の旅立ちとどちらが早いのだろうと思う朝。
昨日の「読書ルーム」で読んだのは、瀬戸内寂聴&瀬尾まなほ『寂聴先生、コロナの時代の「私たちの生き方」教えてください!』(光文社刊)。
100歳を前にして6本の連載を抱え、執筆のために時には徹夜もする瀬戸内寂聴の元気さに、「落ち込んでいないで、まだまだ頑張りなさい」と背中を押された。
まだ、立ち直る光は見えないものの、落ち込んでばかりはいられない。前を向いて歩き出さなければ。