昨日はショックなんてものではなく、まさに立ち直れないくらいの衝撃を受けた。
昨日のこと、同じ事業所で働いた友人と会った。私はすぐ誰かわかったが、その友人はじっと私を見て、そして言った。「ナガサキさん?」と。そして、続けて言った。「年を取ったなぁ」と。彼とは5年くらい前にあっているのに、その言葉はまさに頭を打ち抜かれたくらいの激しい衝撃。そして続けて、「もう10年は生き取らんなぁ」と。
その前兆は、あった。約20年くらい前にずいぶんとお世話になり、その後は年賀状のやりとりをしていた、とても素敵な女性がいる。その女性と過日久しぶりに会う機会があった。その女性はとても褒め上手な人だが、私に会った後の言葉に「いつまでも若いですね」の言葉は出なかった。その際、気になりショックもうけた。
しかし、しかし、昨日はっきりと自覚した。「私はみすぼらしく老いている」と。それまで、私は少しだけだが「自分を若い」と思っていた。それは、まったくの思い違いだった。
今年のシンドサは夏の暑さから来たものではなく、老いによるものだと明確に自覚した。しかし、しかし、そうは言いながらも、生きていかないといけない。 前を向く以外にはない。