地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

我が生前葬

2023年04月10日 | 身辺雑記


 昨日は私の「生前葬」(=名称は「ボルシチの会」)を開催していただいた。

 私はこれまで、ベトナム、中国、韓国、ドイツ、イタリア、アメリカ、フランスなどを訪れて現地の食べ物を楽しんできたが、まだ食べたことのないのがロシア料理。岡山には私も楽しんだタイ料理などのお店はあるが、ロシア料理のお店がない。そんなことで、時々ロシア料理が食べたいと叫んでいた。

 すると、美しく心優しい方が、ロシアに数回に行き時々ボルシチを作っている方にお声をかけていただき、「長崎さんの人生は残り少ないのだから」と、表向きは「ボルシチの会」と名付けて開催していただいた。

 そのボルシチ、何とも美味しかった。私がこれまでに食べたことがない、まさに私の口に合った。前夜真夜中まで大きな鍋一杯のボルシチを作っていただいた優しさも含めて感激した。3バイもお代わりをした。

 美味しいサラダをご用意していただいた方、私がアズキが好きだからと、アズキを使ったケーキを焼いてくださった方、コーヒーに加えてロシアンティもご用意くださった。感謝、、感謝だ。

 生前葬を営んでいただいたが、こんなステキな時間が訪れるのなら、もう少しだけ生きていていいのかなと思ったり。

 生前葬に相応しく会場は金山寺としていただいていたが、お寺を出るとお天気も良く、新緑の美しい光景が広がっていた。みなさんの優しさで、一筋涙が頬を流れた。





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