想田和弘監督の観察映画第三弾・第四弾は、平田オリザを題材とした『演劇』
想田和弘監督とは、補欠選挙に出馬した候補者を追った『選挙』の上映に関わって、出会う機会をいただいた。その『選挙』は、想田監督の観察映画の第一弾だった。想田和弘監督のパートナーは岡山市の出身で、少しだけご縁があった。そんなこともあり、当時私が働かせていただいていた公民館で、想田監督に「観察映画」をテーマに、ご講演をしていただいた。「よくも厚かましくも」と、今はご無理をお願いしたことを恥じ入っている。
その想田和弘監督は、パートナーの地元の岡山市にある精神科診療所に集う様々な患者たちを被写体として映画『精神』(第二弾)、さらにはパートナーのご両親が運営する「喫茶去」の利用者の方々を被写体として『PEACE』(番外編)を映像化している。それらは全てシネマクレールで上映され、私も全て魅せてもらった。
さて、その想田和弘監督がブログ「観察映画の周辺」に、近況として「東京で『演劇1』『演劇2』(観察映画第3弾、第4弾)のマスコミ試写が始まりました。7月中に大阪でも試写をします。僕は8月にキャンペーンで日本に行きます。この秋から、シアター・イメージフォーラムなどで全国順次公開です。合計5時間42分の大長編です」とアップされている。
今回の観察映画は、劇作家の平田オリザと青年団を被写体にしており、「合計5時間42分の大長編」だそうで、一挙上映なのかどうか、上映形態も気になるところだが、今からとても楽しみにしている。
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