地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

纐纈あや監督

2014年07月04日 | 映画・テレビ

 

纐纈あや監督作品『ある精肉店のはなし』、人間のいる素晴らしい映画だった

 今年の「ゆふいん文化・記録映画祭」で上映される映画の中で、プログラムを見て私が最も注目したのは、纐纈(はなぶさ)あや監督作品『ある精肉店のはなし』。映画を観た後の感想も同じ、ピカ一だった。そしてまた、纐纈監督のスピーチも抜群だった。纐纈監督の映画の上映には、監督の講演とセットが抜群だ。

 映画は、「大阪府で精肉店を営んでいる一家が、牛を飼育して、屠畜場で手作業で解体し、販売する姿を映し出した作品。牛のいのちと全身全霊で向き合う一家の暮らしも含め記録映画は、会場に大きな感動を呼んだ。

 この映画のプロデューサーである本橋成一さんの写真集『屠場』(平凡社刊)を読んだばかりであり、その面からも興味を持っていた。纐纈監督自身が語られていたが、まさに「肉の生産・直売」する姿とともに、「暮らし」をていねいに描くことで、まさに「人間がいる」とても心温まる映画ともなっている。

 さて、初監督作として原発問題を描いた『祝(ほうり)の島』に続いての、第二作『ある精肉店のはなし』を完成させた纐纈あや監督は、まだ39歳。今後ますますの活躍が期待できるし、私自身も心から期待している。次回作を早く観たいという思いだ。。

 当然のことながら、纐纈監督に記念写真とパンフレットへのサインをお願いした。ミーハーであり、そこは頑張った。

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