間野奈々江さん&吉備人山川隆之さんのトークに、心から魅了された
昨日はとても素晴らしい催しに参加させてもらった、深い感動の時間を過ごした。それは、吉備人出版20周年記念「ほんとまち大賞」最優秀受賞作『夜中にミシンを踏みながら』の著者である間野奈々江さんと吉備人山川隆之さんのトーク。会場は「スロウな本屋」さん。
私はこの本に書かれた文章の心優しさに打たれ、本づくりのていねいさにある種感動していた。その当事者お二人が語るのだから、それこそワクワクしながら聞かせていただいた。最初は少しだけ固かった間野さんを、さすがの語り慣れた山川さんがリードされて、どんどん間野さんの思いが引き出されていく。語られる内容とともに、その変化していく様がとても魅力的だった。
間野さんは書かれた文章そのままに心優しい方であったが、その優しさの底には、とても強い意志があることを感じた。
そしてまた、私が感動した本の装丁についても、ファッションデザイナーである間野さんの思いが深く投影していることも知り、納得もした。
こうした催しはとても嬉しい。開催していただいた「スロウな本屋」さんに感謝した。参加費が不要だったので、お礼の意味で日頃は買わない本を一冊買った。
「スロウな本屋」さんでは、本を買わずスイーツしか買わない「迷惑な客」から、とりあえずは脱却できたかも。
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