地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ミーハー棚

2020年08月16日 | 身辺雑記

 今日と明日は37度、明後日の火曜日・18日は38度の予報。体温を超える暑さ。どう過ごせばいいのだろう。今年の夏はコロナと猛暑。みなさまもご自愛くださいね。

 さて、昨日その永遠の旅立ちが公表された渡哲也と共演した映画「愛と死の記録」の思い出を、吉永小百合『私が愛した映画たち』に書いているので、昨日読んだ。

 この「愛と死の記録」(1966年公開)は、渡哲也のデビュー第二作とのこと。相手役に決定していた浜田光夫が目に大けがをして、出演不能となり、渡哲也にその大役が回ってきたとのことだ。

 この映画では、撮影が終了したオールラッシュを見た日活幹部が、原爆ドームやケロイドの写っているシーンを削除するように求め、吉永小百合たちはお「かしい、納得がいかない」と撮影所に座り込んだとも書いている。そして、「今でもノーカット版んを見て欲しいと思っている」とも語っている。

 ところで、この映画「愛と死の記録」の監督・蔵原維繕より後日、高橋治の名作『風の盆恋歌』の映画化を一緒にやりたいと相談をされたが、結局は実現しなかったとのこと。私の大好きな一冊だけに是非とも出演して欲しかったと、今私は思う。

 そんな思いを持ちながら、私が繰り返し読んだ『風の盆恋歌』だが、再度読もうと思う。
 「是非とも出演」と言えば、石原プロの再建のため映画を封印していた渡哲也だが、「元気になったら最後の1本は吉永さんとご一緒したい」と語っていたという。その映画、観たかった。

 ところで、我がミーハー棚には、吉永小百合が岡山で原爆詩を朗読した際の写真もある(この日の楽屋で、ご挨拶もさせていただいた)。また、吉永&渡の「長崎ぶらぶら節」のポストカードがある。吉永小百合グッズもたくさんあるが、その一つ・映画「時雨の記」のメトロカードもある。

 さらには、『私が愛した映画たち』にも登場する坂東玉三郎が監督した映画「外科室」のスチール写真もある。こうしたミーハーグッズ、どう処分したらいいのだろうとも思ったり。

 ところで、テレビドラマ「夢千代日記」に出演した縁で、依頼を受けて「原爆詩」を読んだのが、ライフワークとなっているとも書いている。
 (パソコン不調につき、写真は後日掲載。お許しを)

 

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