信州に住む友人がこの季節、毎年たくさん洋なしを送ってくれます。今年も一昨日届きました。今年のものは例年より大きくてゴツゴツしているようにみえます。
子供の頃にはもちろん洋なしなんて見たこともなくて、フルーツみつ豆の缶詰に入っているものしか食べたことがありませんでした。甘さもあまりなく、ざらざらとしていて、この缶詰の中では一番おいしくないものと思っていました。
10数年前に初めて届けてくれたと思うのですが、初めは家族ともども「洋なしって美味しくないよね」なんて言いながら、「僕の大切な友だちがくれたんだから」ってことで食べてみました。その時以来の大ファンです。
思ってもみなかった濃厚で、ざらつきもほとんどない、見た目の厳つさとは全く反対の滑らかな甘さです。ただ、どの果物もそうですが、美味しく食べる時期を見極めるのが難しい。これからしばらくはこの洋なしの堅さの変化に注意が向きます。
こちらの写真は、りんごの「ふじ」と並べた同じ洋なしの「ル・レクチエ」という種です。こちらのほうが洋なしらしい形をしています。2年ほど前に「リンゴ型肥満」と「洋なし型肥満」が話題になっていた時、たまたま家に両者があったので、携帯で撮った時のもの。「ふじ」と一緒だからもう少し遅い時期だったようです。
(よく見たら、同じお皿に載せてましたね)
とにかく、楽しみです。