書店をぶらぶらしていたら、一冊の文庫本に目がとまりました。正確にいうとカバーにあった写真に興味を持ったのです。作者の名前も知りませんし、裏面のカバーにある「あらすじ」も読まないのに買ってしまいました。
海が見えるこのような場所で、ゆったりとした気分になりたいという気持ちがその時はあったわけでもなく、別に仕事が忙しいわけでもなく、何かにせかされている毎日でもありません。一冊の本をもち、海辺のカフェにバイクで乗りつける自分を想像しただけのこと。 → ここ
こちらの方は、ようやく片付きました。
小学館はどうしても夏川氏と夏目漱石をセットにしたいみたい。中学の時にイヤイヤ読んだと思う「坊ちゃん」も今では楽しめましたし、夏川さんの巻末の解説も。神様のカルテ3の文庫化の時にはやっぱり、「我が輩は猫である」かなぁ。
喜多嶋隆さんの作品って「大人の青春小説」なんだそうです。僕には似合わないような気もする。