tonto's blog

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まあ「ぼやき」です

2015-06-17 | weblog

 昨日の記事についての追記です。 (長くくどいので興味のある方だけどうぞ)

 今日午後、そのおじいさんのところに行きました。呼吸器疾患でかなり重症な様子。ひとめ見てひとり暮らしでの在宅療養は無理だと思いました。一緒に来ている民生委員さんとも相談して、病院でのお世話をお願いしようと思いました。ご本人にもそれを説明すると「わし(私)なんかどこの病院も入れてくれへん」といいます。

 その理由、これまでの経過を何度も聞いても、話がグルグル回りよく解らない。「なんで?」

 入院はイヤといいながらも入れてくれるところがあると入りたい様子。「どうして欲しいの?」

 どうも某公立病院から民間の某病院に過去に転院(進行した肺がん)したものの、ほぼ自主退院の状態(理由はメシは食わしてくれるが医者が来ない)し、その後自宅にひとりいたようです。(奥様は一年半前に胃がんでなくなった)

 そして昨年秋には、呼吸がさらに苦しくなったので別の某病院受診したところ、前述の公立病院の受診を勧められたものの、その経過から入院ではなく自宅療養(遠回しに入院お断り)されたらしい。また勧められた在宅酸素療法も拒否したようです。指先で簡単に測定できる酸素飽和度は68%と驚くような値でした。「ゼイゼイ」と言いながら一応歩くことはできていました。

 そのような自分勝手といってもいい行動に、道一本隔てたところに住む長男夫婦も愛想を尽かし、もう相手にしていない様子でした。私が家を訪ねているのはそちらから見ているようでしたけど、収穫したばかりのタマネギの選定に手を休めることはありません。

 もう先週末に道頓堀で見た「グリコしたい」と思い始めましたが、このままで帰ると困るのは民生委員さんなので、もう一度「私が必ず入院できるように病院にお願いするから」と本人と長男を説得。それならばということで、新病院となってから、なかなか受け入れが厳しくなってしまった某公立病院にお願いしました。まあそんな経緯があっても酸素飽和度68%で受け入れ拒否はできないでしょう。この後、救急車で長男が付き添いその病院へ向かいました。

 この後はどうなるのかは分かりません。1~2週間で決着がつくような気もします。公立病院には迷惑をかけたかもしれませんが、これまでの関わりはそちらの方が長いですからね。「この程度の対応で許してね」と私は帰宅しました。今日の事はボランティアにしといたる。