tonto's blog

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憲法を守る

2016-11-06 | weblog

 家の前を流れている川の名前は成相川といいます。その川の上流の馬回という地区に成相寺というお寺があります。境内にはもみじの木があって、こじんまりとですがきれいな紅葉が見られます。まだ早いかなと思いながらも、昨日は暖かだったのでバイクに乗り訪ねてみました。

 写真のとおり、まだまだ。あと2週間ほど先でしょうか?お借りしているSDRはコンパクトなので、こんなところまで気軽に入っていくことができます(もちろんエンジンは止めて押してですよ)このあたりを少し走り、意識的にバイクをコーナーで倒してみますが、やっぱり怖くて身体が硬くぎこちないです。

 

 今日はいい天気なのですが、風があって気温も昨日に比べて低め。こんな休日は読書と決め込みます。少し前に「報道ステーション」で憲法学者の木村草太氏が紹介していた、「憲法と君たち」という本が今日届いたのでさっそく読み始めます。

 この本は1955年に、当時の小学校の高学年(つまり団塊の世代の人たち)向けに、わかりやすく憲法のことを解説した本の復刻版として最近発売されました。

 私が生まれる前(たった一年ですけど)に書かれたこの内容が、まさに「今にぴったり」なのです。自衛隊の海外派遣のこと、もっとタイムリーなのがおとといのT.P.P.法案の強行採決のことなど、60年前の本の内容が今の安倍さん批判に不思議なくらい、ぴたりとあてはまりました。

 日本の近代史は高校の方針(?)で不履修だった私には、大日本帝国憲法と日本国憲法の成り立ちの解説はとても勉強になりました。また小学生高学年向けの解説ですのでとてもわかりやすい。当時は今と同じ改憲派と護憲派がいて激しいやりとりがあったそうですが、今ととてもよく似ていて、政治家は何ら変わっていないようです。読書後、何かすっきりとした気分になり、考えも少し変わったかな。