前評判がた落ちだったヅカ記念だが、なかなかどうして面白い顔ぶれではないか。マイネルキッツが勝った昔の春天より、はるかにレベルは高いぞ。
クロノジェネシス、レイパパレ、カレンブーケドールと今年も牝馬が主役ではあるが、男馬が一矢報いるかにも注目したい。
アリストテレスが完全復調なら、当然勝ち負けだが、そのあたりが一番気にはなる。ルメールがクロノに乗り、代わりに武が鞍上というあたりもどうなのか。騎手で言うなら、令和のダービー男福永がキズナに乗るのも要注目だ。
そんな周囲のあわただしい変化をよそに、順調に出走するのがレイパパレと川田だ。
クロノは実績は断然だが、ドバイ帰りがどう影響するのか、牝馬だけにきになるところ。
そうなれば本命にはキャリアわずか5戦で大阪杯を制したレイパパレを指名したい。キズナとユニコーンライオンの出方が気になるが、近走は逃げ勝っているが、元来自在の競馬ができるので、ここは勢いに乗って無敗でグランプリ制覇の快挙を成し遂げる。
相手はクロノ、アリストテレス、キズナ、カレンブーケドールの4頭。馬場が渋ればモズベッロも加える。