東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

秋女子インカレ レース報告

2023年09月13日 20時25分30秒 | 大会報告

お世話になっております。

4年スナイプスキッパーの千田綾菜です。

 

9/9(土), 10(日)に葉山で開催されました、2023年 第90回関東学生ヨット選手権大会女子レースの報告をさせていただきます。

 

初めにリザルトの報告です。

スナイプ 全20艇

30072 千田/今川 4-16-1-1 計22点 3位

 

詳細なリザルトはブログの最後に添付しております。

 

9日は2mほどの北風でレースが始まりましたが、風が落ちタイムリミットを過ぎたため、ノーレースとなりました。その後も風が上がらず、APAとなりました。

 

10日は3-4mの南風で4R行われました。

1Rは1上で右展開を試みたものの、タックが多くなり内々の展開となり、外まで出した艇に負けてしまいました。

 

2Rはスタート15秒前に下に入られ苦しいスタートになり、すぐ返して右展開したものの、左が伸び、そこから順位も上げられないレースとなりました。スタート、走り、動作、全てで順位を落とし、挽回することもできませんでした。

 

3Rは下有利スタートで下1でスタートを決めることができ、左展開で左のシフトを掴み、1上からトップのレース展開となりました。初のトップホーン、鹿の出産並みに感動の瞬間でした。

 

4Rも下2からスタートし、3Rと同じコース展開でトップフィニッシュすることができました。リコールしてないか、ホーンが鳴るか、緊張で生まれたての子鹿並みに足が震えていました。

 

レースでトップホーンを聞いたのも、女子インで3位という成績を残せたのも初だったので、嬉しい点は少なからずありました。

しかし軽風レガッタであったことなどが味方してくれた、というのもあります。レースを通して、スタートの加速、下に艇がいる時の走り、クルーとの意思疎通など、やはり課題は多いと感じました。

 

来週末に控えた全女では気持ちで絶対に負けず、秋イン決勝、全日本インカレへ良い流れを作れるよう精進したいと思います。

今後ともご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 

4年スナイプ 千田綾菜


←ふぁ?!(全日本スナイプ・全個の合計15日間にも及ぶひと夏の大遠征記 Supported by Johnny & Associates, Inc.)なわけない

2023年09月13日 01時49分06秒 | 遠征ブログ

ブログのタイトルを褒めてくれる人が一定数いるので、毎回センスのいいやつを考えるのに苦労します。結局4時間かけて熟考した末、従来とは趣向を変えたものにしました。そろそろ1年生の部員紹介が公開される頃ですねえ。去年は主に僕と市毛くんで文章を担当しました。今年も機知に富んだ文章を期待します。

実は全日本スナイプと全個の間のオフの日にブログ指名されていました。でも起きたのが昼過ぎだったり、くろけんとフードコートでスナイプ談義をしていたり(後述)で到底書けなかったので、だいぶ時間が経った今書いております。睡魔と深夜テンションとエビングハウスの忘却曲線によってまともなブログではないかもしれませんが、暇だったらお付き合いください。

蒲郡の遠征報告をします。

8/20(出発当日)

確かこの日は、ジブシートを作るだかなんだで、そーまの家に泊まっていました。積み込みが朝の7時からということで、梱包の続きをするために6時過ぎには家を出ました。

↑すやすや眠る悠汰を残し、一人でハーバーへ。

早稲田と一緒に艇の積み込みをしました。積み込み/積み下ろしの際、彼らはみんな運動靴を履いていましたね。やっぱ一流の大学は安全管理にも気が回っているなあ、と感心しました。

その後一旦家に帰り、荷物を持って蒲郡へ向かいました。

↑おそらく年始以来の遠出。興奮してたくさん写真を撮ってしまいます。根が田舎者なのでしょうか。

最寄駅から2時間ちょっとで蒲郡駅に着きました。意外とすぐですねえ。

↑蒲郡駅前。写真左奥のABホテルに1週間お世話になります。

ホテルには半歩先に現地入りしていた西尾さんがチェックインしていました。

↑言い忘れていましたがホテルは相部屋です。

この日はとっとと寝ました。

8/21(全日本スナイプまであと2日)

朝から艇の積み下ろしをした後、早速海に出ました。早稲田と合同練習しました。葉山に比べて風が軽く、振れと強弱も激しいため、なかなか難しい海面でした。強風の走り合わせを終えた後のランニング中に煙草を吸っている社会人セーラーがいるところも新鮮でした。

↑快晴の海陽ヨットハーバー。葉山とは比べ物にならないくらい広い。

着艇してから2Sの成績発表を見ました。無事進振り条件を満たしておりました。直後に天野くんと電話しました。彼も大丈夫なようでした。ホッ。

バースに戻ると、308の横で超絶美少女とイケおじが船の整備をしていました。のちに高木/渡辺ペアと知る。ドキッ。

8/22(全日本スナイプ前日)

半日海に出た後、工具の買い出しに行きました。近くに店がなく、歩いて30分くらいのところにあるホームセンターに行きました。

↑あの日食を見上げる子供のように...。

新しい308のマストです。

8/23(全日本スナイプ初日)

この日は計測や開会式に参加しました。

↑自艇のリコナンは17!

↑参加賞としてドライバッグをもらいました。今年の冬は、これを小さく切ってドライスーツを作る所存です。

↑着々と進む会場設営。

↑4人で写真撮影。Qさんは東大魂を捨てていました。

レセプションで京大の古閑ちゃん(今春、東大留学に来てくれました)や九大、東北大の人と喋りました。やはり七大同士で固まりやすいのか...。

8/24(全日本スナイプ2日目)

いよいよ今日からレースが始まるぞい!ってことでハーバーに向かいます。

↑今回の大会ではTracTracを用いるそうです。なんか気合いが入りますねえ。

きっちりとセンターの流れ留めをつけて出艇、レース海面に向かう。...おや、なにやら空が暗いし、なんなら雷も鳴ってる。気にせずスタートしてしばらく走っているとどんどん雷鳴が大きくなってくる!5分も経たずにノーレースとなり、ハーバーバック。あっけない初日でした。

↑なかなか寒々しい黒い空。かなり不気味です。風は上オンデッキでハイクアウトしないくらい。(写真はBULKHEADよりお借りしています。)

8/25(全日本スナイプ3日目)

1R目で1上2位!下レグはずっと真上でドローンが飛んでいました。華麗にジャイブを決めるつもりが、フォアステイに引っかかってしまい、あたふたする様子がばっちり撮られました。

そこから2レース消化して、暫定19位。暫定ぶっちぎり首位の高木艇はニッコリでした。その日の高木さんのブログは心なしかいつもより顔文字多めでした。

↑おそらく春合宿以来となる東大ロゴのZhik帽と共に。(写真はPersson Marine Japanよりお借りしています。)

8/26(全日本スナイプ4日目)

3レース消化しました。相変わらず暫定首位の高木艇はニッコリでした。暫定2位の同志社の内貴艇は半笑いでした。

↑西尾「ヒール!ヒール!」(写真はBULKHEADよりお借りしています。)

8/27(全日本スナイプ最終日)

いよいよ最終日。1レースを消化しました。

↑高木艇と308の炎のクロスファイヤー。(写真はBULKHEADよりお借りしています。)

全レース終えて26位。社会人や強豪大学の強さを実感しました。非常に貴重な体験でした。

おいといて...。なんと今回の優勝は最終レースで逆転した同志社の内貴/秋田ペアでした。何年ぶりかの学生優勝。記憶に残った大会でした...。

↑表彰式の様子。切り取るタイミングが悪くて分かりにくいですが、左から2組目が内貴/秋田ペアです。すごい!

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8/28(オフ!)

8/29(全個まであと2日)

8/30(全個前日)

8/31(全個初日)

9/1(全個2日目)

9/2(全個3日目)

9/3(全個最終日)

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明日は自主練なので、全個パートはまたいつか書こうと思います。おやすみなさい。

スナイプチーム 2年

三上瑛司

 

第76回全日本スナイプ級ヨット選手権大会
 
全70艇 
26位 31308 西尾/三上 6-22-50-19-13-(51)-49 159点