讃歌Ⅲ~Scale器~
MLBメジャーリーグベースボールに所属する【大谷翔平】選手のお陰で、僕は連日のようにharaharadokidokiのSeptemberを過ごさせてもらった。アメリカンとナショナルと云う二つあるリーグそれぞれに15チームのナ・リーグ、ロサンジェルス・ドジャースに移籍して一年目。その枚挙に暇がない、特筆すべき連日の活躍ぶりは、本場アメリカだけでなく、日本や欧州や南米や、最早世界中の人々が注目する関心事となった。
特にこの九月の驚くべき打撃の数値は、当に彼が望んだ”hirihiriした九月”の舞台で明確な答えを出したと言えるものだった。背負った過度の期待や、緊張の連続の中で、寧ろその事をpowerに換えられる精神力と揺ぎ無い技術を駆使して残した史上初の数々の記録。驚きと興奮と称賛の裡に、彼にとっての(レギュラーシーズン)と云う第一章が昨日幕を下ろした。
背番号3、ミスタージャイアンツに憧れて育った僕は、今年渡米して7年、変わらずに驚愕の記録を残し続ける二刀流の若者、背番号17番の”syouhei ohtani"の雄姿に何度元気をもらっただろう。幾つの虚しさを埋めてもらったことか。移ろう時の輝きを、幾度共有させてもらったことだろう。
ありがとう!!と感謝するしかない。
7年前の渡米時、二刀流でのMLBへの挑戦は日米で様々な議論を巻き起こしたけれど、今にして思えば君はNPB日本プロ野球機構などで納まるscale器の選手ではなかったのだ。最高の舞台でこそ輝きを放つ!そういう特別の才能を持ったstarだったのだ!と改めて思う
さあ、今日からOctober。今年の君の集大成になる第二章の日々が直ぐに始まる。僕は単なる傍観者だが、きっと主人公より興奮して過ごすだろう残り一か月。最後の熱い戦いの全貌を息を殺し耳を欹て瞬きを忘れ、その一挙手一投足を確と見届けたいと思う。
本当はレギュラーシーズンに書き換えてきた様々な史上初の記録の数々を列挙したいのだが、数字一つでも間違うと申し訳ないので、それは各人の興味の度合いに委託するとして、取り敢えず僕は、”大谷讃歌”の第三章としてこの文章を書き残して置く。
2024R6 10/1 05:30 万甫
新しい月の始めに相応しい”美しい夜明けの空色”と極細の”crescent”を
05:28
気持ち良い月始めに為りますように 10/1 06:10 まんぼ