みんなで13mの反物を染めよう!秋ツアー

昨年、「おもちゃのまち きいろ」に「内藤とうがらし」のおもちゃが誕生し、東京おもちゃ美術館も地元・新宿の文化を発信する拠点となりました。
さらに、新宿の文化を伝えていくため、
今回、新宿・落合にある「染めの里おちあい」様にご協力をいただき、
江戸染色の産地として伝統を受け継ぐ 新宿・落合の染め文化を
館内に取り入れることとなりました!


春夏秋冬で入替となるため、秋から始まり、4回反物染めツアーを開催して制作していきます。今回は10月19日、晴れて1回目を迎えました秋ツアーのご報告をします。


染めるのは長さ13mの反物です。この13m捨てるところなく、着物が1つできあがります。今回は、13mのまま展示となり、一人1mずつ担当して染めていきます。

おもちゃ学芸員さんも一緒に並ぶと、圧巻の長さです。

このツアーで行うのは引き染めといい、
はけに染料をつけて、引いて布を染めていく方法です。
着物の中では職人の技も必要の為、高級なもののようです!

秋ツアーなので、実がいっぱいの柄。
まずは茶色ですべてを染めていきます。

左利きと右利き、繋めも仲良く染めていきます☻

昼食をとって、午後はいよいよ実と葉っぱの重ね染め!
オレンジの実と緑の葉、植物は全部同じ色にはならないということで、
さらに、黄色と赤も重ね染めや分けて染めることにしました


みなさん、最初は立ってやっていましたが、
休憩も忘れてしまうくらい、集中してしまうので、
布の高さを低くして、座りながらへ変更!

早く終わった人は、他の人も手伝いながら、
「ここは塗らない葉っぱ、ここは黄色も入れてみて、、、」
それぞれの工夫もありながら、みんなで13m染め上げました。



館内には11/17からお披露目となる予定です!
どんな仕上りになっているか、お楽しみに。

次回、冬ツアー12/10を予定しております。
どんな柄になるでしょうか。
おもちゃ学芸員さんの皆様は、是非参加もお待ちしております!
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