都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
赤ちゃん木育ひろば ピッカピカになりました!!
東京おもちゃ美術館長期休館中に「赤ちゃん木育ひろば」のメンテナンスを行いました。
まずは、東京多摩産のスギ材使った柔らかい床をより美しく
電動サンダーで磨き、ささくれ・毛羽立ち・凹み部分のやすりがけ
自然系植物性オイル(リボス)を2日間かけて2度塗り
リボスは蜜蝋の含有量が少ないため滑りにくく、乾いた後見た目が無垢に近い仕上がりになります
次は、白い池を滑りにくくピカピカに
今までの白い塗料の剥離
今回は塗料に骨材を少量混ぜ、滑りにくいよう加工
二度塗りしてもらい滑りにくい真っ白な池になりました
最後に入り口の塗装も行い
今まで以上に美しい赤ちゃん木育ひろばになりました
これから先も、親子で楽しんでもらえるように安心安全でリラックスできる空間を目指してまいります。
その中で、木の経年変化もこのお部屋の魅力一つとして楽しんでいただけたらなと思います。
より美しくなった赤ちゃん木育ひろばにぜひ遊びに来てください
はなっぺ
第26期おもちゃ学芸員養成講座 受講生募集中!
第26期おもちゃ学芸員養成講座の受講生を募集しています!
開催日時:11月13日(火)・14日(水)10:00~16:00
おもちゃと人、人と人を繋ぐ架け橋の様な存在、
それがおもちゃ学芸員(ボランティア・スタッフ)です。
養成講座では、グッド・トイ認定のおもちゃを始め、
館内にて実際に手に取って遊べるおもちゃの数々を
おもちゃパフォーマーや、先輩おもちゃ学芸員さんから楽しくレクチャー
おもちゃ学芸員の活動をしていくなかで、同じ趣味の仲間が増えたり
技を磨きあったり、ご自身の遊びのスキルアップもできます
おもちゃ学芸員の活動を続けていただくと、おもちゃこうぼうや、
いとのこやでも、活動の幅が広がります
現在、10代~80代まで、様々な職業の方が活躍しています。
「得意な遊びはあまりないのだけれど…」という方でも、活動していくなかで
お好きなおもちゃや遊びを一つでも増やしていっていただけるよう、様々なフォローアップやイベントもご用意しています。
ぜひ、おもちゃ学芸員として、10周年を迎えた東京おもちゃ美術館を応援してください
おもちゃ学芸員養成講座について詳しくはこちらから
はっち
夏の特別ワークショップ【いろいろな素材編】
夏の特別ワークショップ【いろいろな素材】の様子をご紹介します!
7/28(土)「木のぼりてんとうむし」を作ろう!
浮力と磁石の性質を利用して、2匹のてんとうむしがおひさまに向かい上へ上へとのぼっていくおもちゃ。
講師は、おもちゃ学芸員の飯田淳さんです。
パイプの中に水を入れ、発泡スチロールのフロートをいれます。
フロートとてんとうむしに、お互いが引きつけあう磁石をはりつけます!
てんとうむしには自由に色をつけ、シールで模様をつけ、目玉をつけます!
とっても素敵な模様の「木のぼりてんとうむし」ができました!
8/12(日)畳屋と作る「いぐさにんぎょう」「いぐさねずみ」
国産のいぐさを使って、作品を作ります。
講師は、おもちゃ美術館の中の畳もメンテナンスしてくださっている、高岡屋常川畳店の常川泰平さんと、
アンサンブル会の水間順子さんです。
まずは畳の解体ショー!畳の仕組みなどを教えていただきます。
いぐさにんぎょう作り。2つのいぐさを縦に使ったり、横に使ったり、画用紙やシール、モールなどを使って、思い思いに作ります。
ご家族で、それぞれ素敵な作品が完成しました!
いぐさねずみ作り。にんぎょうで使ったいぐさより、長いものを使用します。
ねずみの毛並みのように、いぐさをざくざくと切っていきます。
好きな形のお耳をつけ、お顔をつくり、飾りをつけていきます!
お友達みんな、それぞれ個性のあるいぐさねずみが完成しました!
8/18(土)ねん土で「万華鏡」を作ろう!
色々なビーズを入れたオリジナル万華鏡作り。まわりはねん土で楽しく飾りつけをします!
講師は、まんげきょうfactoryめめ 酒井祐子さんです。
まずは、万華鏡の本体作り。鏡を組み立て、好きなビーズを自由に選びます!
時々のぞいて、見え方をチェック!
ねん土は、白・赤・青・黄色の4色を混ぜあわせ、好きな色を作ります!
動物型や夏の思い出の景色、好きなものなど、個性豊かな、カラフルで素敵な万華鏡が完成しました!
8/19(日)カンナで「マイ箸」を作ろう!
おもちゃ学芸員さんによる、国産ヤマザクラのお箸作り。
作る前に、材料のヤマザクラのお話や日本の森林の現状も聞きました!
初めは少しこわいカンナがけだけど、慣れてきたらしっかり腰が入って力強くできました!
お父さんも夢中になってカンナがけ。
やすりがけし、くるみの油を塗り仕上げます!箸袋も手作りし、完成です!
8/25(土)「おもいで糸でんしゃ」を作ろう!
糸をひっぱると進む電車のおもちゃと、それを走らせる背景のジオラマ作り。
楽しかった夏の思い出の風景を背景にしていきます!
講師は、toy-spice! ともちか ごうさんです。
まずは、いとでんしゃ作り。はさみで丁寧に切り取り、組み立てます。
画用紙をつかって、夏の思い出の風景や、好きな背景をつくります!
でんしゃが通るトンネルも!
夏に遊びに行った江の島の素敵な思い出をのせたいとでんしゃの完成です!
さっそく走らせて遊びます!
夏のイベントの様子はいかがでしたか?
多くのお客様の楽しい夏の思い出に、お気に入りの作品になっていたら嬉しいです!
東京おもちゃ美術館ではてづくりおもちゃ、おもちゃ学芸員によるイベント、不定期開催のおすすめイベントなど、これからも様々なプログラムをご用意して皆さんをお待ちしております!
是非遊びにきてください!
あーみー
夏の特別ワークショップ【木工編】
『夏休みの自由研究は東京おもちゃ美術館へ!』ということで、
「作る」をテーマとしたワークショップが夏休み中にたくさん行われました!
その様子を【木工編】と【いろいろな素材編】の2部に分けて、一気にご紹介します!
7/21(土)からくりおもちゃ「ウロウロ犬」を作ろう!
ハンドルを回すと右へ、左へと体を動かすからくりおもちゃ作り。
講師は、からくりおもちゃ作家であり、おもちゃ学芸員の舟喜光一さん。
まずは組み立ててみて、おもちゃのからくりを確認します。
一度分解してここからが本番!ボンドを使ってしっかりと固定していきます。
のこぎりを使い余った棒を切り落としたり、やすりかけをして滑らかにしていきます。
困った時にはおもちゃ学芸員さんや保護者の方がサポート!
姉妹でそれぞれ素敵な「ウロウロ犬」ができました!
比べてみると動き方なども少しずつ違い、個性があります。
7/29(日)「卓上サッカーゲーム」を作ろう!
卓上サイズのサッカーゲーム作り。スティック先端の磁石の力でプレイヤーを自由自在に動かせます。
講師は、おもちゃ学芸員の小中健史さん。
ボンドやくぎ、金槌を使ってサッカー場を組み立てていきます。
パテを使って、ボンドがはみ出さないよう丁寧に作業!
ボンドが乾くまでに時間がかかるため、他の作業中にずれてしまわないよう、クリップでしっかり止めておきます!
組み立て終わったら、みつろうを塗り仕上げます!
つやのある素敵な卓上サッカーゲームの完成です!
出来上がったらさっそくゲームスタート!
親子で、兄弟で、お友達と、最大4人まで一緒にプレーできます!
8/4(土)「てつぼーくん」を作ろう!
前回り、逆上がりもどっちも得意な「てつぼーくん」作り。
講師は、ばんちか工房 番匠智香子さんです。
電動ドリルドライバーや金槌を使って、土台を組み立てていきます。
お父さんと協力しながら挑戦!
次はてつぼーくん本体をつくっていきます。
お顔と胴体、手足は木材を自由に組み合わせて、ワイヤーでつなげて作ります。
ワイヤーを通す穴も自分であけていきます。
電動ドリルドライバーの扱いも、何個も木材に穴をあけるうちに慣れてきました!
自由にお顔や洋服の色をつけていきます。ひとつひとつ表情がちがいます!
棒に通し、回し手をつけて完成です!
前回り、逆上がりの動き方、足の形や手の長さ、それぞれ個性のある素敵な「てつぼーくん」ができました!
8/5(日)「ドロップクーゲルバーン」を作ろう!
ビー玉を入れるとリズミカルに落ちてリンと鈴を鳴らす、クーゲルバーン(玉転がし)を作ります!
講師は、TOY工房にも来てくださっている、アトリエそうわーくす奥津輝久さん・友子さんです。
下書きの線にそって、玉が転がるみちとなる板をボンドでつけていきます。
パテや指を使い、はみ出さないよう丁寧にボンドを塗っています!
鈴をつけ本体を組み立て、屋根をつけていきます。
ボンドが乾くまでには時間がかかるため、ガムテープで押さえながら組み立てます。
完成です!!
ビー玉を色々なところから落としてみて、比べながら遊ぶ様子も見られました!
次は、いろいろな素材編をご紹介します!