都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
「グッド・トイ2016 フォローアップ講座」が行われました!
先日、6月11日(土)に発表されたグッド・トイ2016のフォローアップ講座が行われました
グッド・トイに選ばれたおもちゃについての知識を深め、お客様に楽しいご案内ができるように学んでいく講座です。
今年はスタッフより、実際に遊ぶ様子を見せながら、おもちゃの魅力が伝わるようにプレゼン形式で行いました
遊び方のコツはもちろん、危ない遊び方や持ち方、展示の際の注意点など、お客様にご案内する際のポイントを伝えていきます。
おもちゃ学芸員の皆さんは、一つ一つのおもちゃに興味を持ち、メモを取りながら熱心に聞いています
おもちゃの紹介後は、おもちゃ学芸員さん、スタッフとともにおもちゃで遊びました。
「思っていたよりも軽いね」、「お子さんが口に入れないように注意しないとね」など、実際に触れてみて感じることがたくさんあります
また、「こんな遊び方も面白いね」と、新たな発見が生まれる時間にもなりました!
全2回の開催で、たくさんのおもちゃ学芸員さんにご参加いただきました
今年のグッド・トイは全部で20点。スタッフ、おもちゃ学芸員が楽しい遊び方をご案内いたしますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね
リリー
留学生と一緒に「香港のおもちゃで遊ぼう」を開催しました!
6月25日(土)、26日(日)の2日間、 【香港のおもちゃで楽しく遊ぼう!】を開催しました。
このイベントは、1ヶ月間、香港からインターンシップに来ている留学生2名による香港のおもちゃについて紹介する2日間限定のイベントです。
イベントでは、インターンシップ生2人が子どものころによく遊んだというゲームや手作りの遊びを紹介して、たくさんのお客様に遊んでいただきました。
当日は、遊びの紹介の前に、
香港ってどこにあるの?日本と似ているところは?違うところは?どんな言葉を使っているの?
など、日本が大好きな2人がインターンシップを通して感じたこと、日本のみなさんに知ってもらいたいことを
紹介する時間も用意しました。子どもたちだけでなく、お父さんお母さんも興味津々。
香港からの持ってきてくれた2つのゲームと折り紙を使った遊びを紹介。
フライングチェス→飛行機を空港からゴールまで進めていくすごろくゲーム
ミカド→重ねておいた竹ひごを一本ずつ、他の竹ひごを動かさないように取っていく点取りゲーム
ココット→折り紙を使って当てっこゲームなどで遊べる手作りおもちゃ
遊び終わった後には、教えてもらったばかりの広東語で「多謝!」(広東語で「ありがとう」の意味)と
大きな声で御礼をいってくれた方も♪
約1ヶ月のインターンシップ期間の集大成としてのイベントの開催。
二人とも初めは緊張している様子でしたが、参加する子どもの年齢に合わせてゲームのルールを工夫したり、
香港の紹介をわかりやすくお話したり、一生懸命イベントを盛り上げてくれました。
たくさんのお客様に遊びを通して香港のことを知っていただくことができました♪
香港のおもちゃも展示している企画展示「中国玩具とアジアのおもちゃ展」を開催中です!(9月25日(日)まで)
http://goodtoy.org/ttm/event/exhibitions.html
熊本地震支援活動の中間報告
東京おもちゃ美術館の行う熊本地震被災地での活動へのご支援ありがとうございます。
皆様から賜りましたご支援を被災した地域へと届けてまいりましたので、支援活動の中間報告をさせていただきます。
今回の地震は、過去に例の無い余震回数が観測され、現在でも震度3以下の余震が続いています。本震発生直後より、避難所となっている私たちの仲間の施設より、緊急物資を求める声が寄せられました。まずは食料、その次に毛布と現地と相談しながらの支援活動がはじまりました。実際に施設に訪問してくださったのは、福岡にお住まいの会員の青柳幸枝さんと猿渡豪さんです。お二人はそれぞれに何度も現地へ足を運んでくださいました。本震発生直後の現地入りの際には、通れない道が多く福岡から熊本県に入るまで車で6時間かかることもあったそうです。
「皆様のお気持ちを施設全員に伝えて乗り切ってまいります」(天寿園理事長 米満さん)
「甘いものは心をやすめてくれるねぇ」(施設利用者の方)
など多くの感謝の声をいただきました。
今後は、心のケアを中心に、夏までには熊本県内で移動型おもちゃ美術館の開催や子育て支援につながるワークショップを実施予定です。
詳細が決まりましたら、またご報告します。
< 支援先について >
下記6つの施設に物資を届けました。
1.老人総合福祉施設グリーンヒルみふね(上益城郡)
施設長はアクティビティディレクターの吉本洋さん。本震発生直後には、要介護の高齢者と職員計180名以
上が避難されていました。施設への道路がほぼ寸断された中、食料が底をつきそうな時期もあったそうです。
2.熊本機能病院・特別養護老人ホーム天寿園(熊本市)
市の中核を担う病院と高齢者施設でありながらも、地震後地域の方々にも避難所として開放されていました。
3.認定NPO法人NEXTEP(合志市)
重度障害児向け在宅ケアサービスを行っているNPO。地震後は重度心身障害児の受け入れも行いました。
4.熊本学園大学(熊本市)
教員と学生のみなさんが溢れかえる地域住民だけでなく障害者のケアに奔走されていました。
5.長崎書店 (熊本市)
6.介護老人保健施設 フォレスト熊本(熊本市)
< 会計報告 > 2016年6月10日現在
①収入
・寄付金(72の個人/団体の方、および募金箱より) 計 964,535円
②支出
・支援物資購入(食料・水・毛布など)479,901円
・支援物資送料 7,020円
・高速・レンタカー代 18,726円
計505,647円
③残額 458,888円
残額は、引き続き今後の被災地支援活動で使われます。夏に開催予定である「移動型おもちゃ美術館」の輸送費用等の開催費やワークショップ費用として活用させていただく予定です
今後もどうぞよろしくお願い致します。
認定NPO法人日本グッド・トイ委員会/東京おもちゃ美術館
芸術教育研究所/高齢者アクティビティ開発センター
震度7を記録した益城町に隣接する「グリーンヒルみふね」物資を届ける様子は全国ネットのTVでも放映されました
訪問したアクティビティディレクターはバルーンアートも得意分野。アクティビティ
によって、利用者に笑顔が生まれました。
天寿園の米満理事長(右)と福岡県から物資を届けに駆け付けた青柳さん
認定NPO法人日本グッド・トイ委員会/東京おもちゃ美術館
芸術教育研究所/高齢者アクティビティ開発センター
新しいおもちゃ学芸員が仲間に加わりました!
6月14日、15日に第21期おもちゃ学芸員養成講座を行い、8名の新しいおもちゃ学芸員さんが仲間に加わりました!
東京おもちゃ美術館の成り立ちやおもちゃ学芸員として大切にしてほしいことのレクチャーからスタート。
おもちゃを使った自己紹介のワークショップや手作りおもちゃ体験では、受講生同士が一緒に声を掛け合いながら参加してくださり、どんどん笑顔になっていく様子が印象的でした!
先輩おもちゃ学芸員さんからは、おもちゃ学芸員になったきっかけや、美術館のなかで思わず笑顔になってしまったドキドキ・ワクワクしたエピソード、
お客様と一緒に楽しむコツなど、美術館でのおもちゃやお客様との出会いが楽しみになるお話しをしていただきました。
スタッフによるわらべうた遊びや、教える・指導するとはひと味も二味も違うおもちゃや遊びの楽しさを伝えるヒントがたくさん詰まったレクチャーにも、みなさん積極的に参加いただきました。
現在、8年前の開館当初から活動を続けていただいている方から、新しく仲間になっていただいた方まで、
300名以上のおもちゃ学芸員さんに東京おもちゃ美術館は支えられています。
そんなおもちゃ学芸員さんに会いに、そして一緒に遊びにいらしてくださいね。
また、次回、おもちゃ学芸員養成講座は、【 第22期 11月12日(土)・13日(日) 】
詳細・お申込みは、ホームページをご覧ください。
http://goodtoy.org/ttm/about/gakugeiin.html
ひろみん
おもちゃ学芸員 ヒミツの大特訓 vol.2 ~テーブルサッカー達人への道~
12日(日)は「テーブルサッカー」の館内イベントがありました。
この日はテーブルサッカーが主役です。
やったことある子も初めて触る子も、見ているだけのつもりだった
お父さん、お母さんまで大きな歓声をあげながら楽しんでいました!
そして閉館後はおもちゃ学芸員による秘密の特訓・・・
イベントの担当をしてくださったテーブルサッカー協会の皆さんに講師をしていただきました。
グリップの握り方からシュートの仕方までみっちり講習。
話を聞くだけではわからない!とすぐに実践です。
実はスタッフも参加していました。
わずかなレクチャーでスパーン!と気持ちの良いゴールを決めるおもちゃ学芸員
教わった事を試合に活かせるように練習あるのみ!!!
実は12月18日(日)は東京おもちゃ美術館でテーブルサッカーの大会が開かれます。
日々レベルアップしているおもちゃ学芸員に挑戦しにきませんか?
まだまだ先の事なので、まずは8月と10月のイベントにいらしてくださいね
たむたむ