都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
インクルーシブミュージアム~東京おもちゃ美術館のめざす姿~
ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)という言葉を聞いた事がありますか?
外国人や障害者、LGBT(セクシュアルマイノリティ)、貧困層の方など全ての人々を孤立や排除から援護し、健康で文化的な生活ができるよう、認め合い支えあう社会を目指すという考え方です。
ここ数年、外国からのお客様がとても増え、
特別学級や養護学校からの団体利用もリピートいただく事が多くなりました!
そうした中で様々な方をお迎えする準備は充分だろうか、
現状に加えて他にどんな工夫や心遣いができるだろうか、
そんなヒントを得るべく
インクルーシブミュージアム代表の安曽潤子さんをお招きし、研修会を行いました。
安曽さんは幼いころ図鑑で見た「変な生き物」が不思議でハンマー片手に「化石」 を探す「古生物学」の道へ進み
日本とアメリカの博物館で学芸員や化学コミュニケーターとして勤務されたのち、
現在は インクルーシブな場を作るコンサルや講演、大学講師として活躍されてらっしゃいます。
そもそもインクルージョンとはどういうことなのか、に始まり
世界で行われている具体的な事例、そして東京おもちゃ美術館が目指していく姿、未来のお話までしていただきました!
お話を伺っていて、とても心に残ったのは
「インクルージョンとは目的地ではなく道のり」という言葉。
誰にとっても開かれた施設を目指して、
心強いおもちゃ学芸員と共に進んでいきたいと思います!
このようなスペシャル企画に参加できるのはおもちゃ学芸員だけ。
ご興味ある方はおもちゃ学芸員についてのホームページをご覧になってくださいね♪
最後に、、、安曽さんのブログでは世界各地の博物館や楽しみ方、
ソーシャルインクルージョンについてがゆる~く紹介されているので必見です!
たむたむ