収蔵おもちゃ整理の日

今日は気持ちの良い晴天。落合倉庫の収蔵品整理を行いました。
中野のおもちゃ美術館に収蔵されているものの他に、
ここにはたくさんの世界のおもちゃが収蔵されています。
四谷の新美術館に新しい収蔵庫ができるので、引越しする時にゆっくり整理したいのですが、
それでは展示の構想を練るのが間に合わないため、このたび着手しました。

収蔵庫の扉を開けると人の通る隙間のほかは、
天井までいっぱいのプラケースにはいった古いおもちゃ新しいおもちゃ民芸品…
ありとあらゆる種類のおもちゃ…
今回は一番奥に眠っているロシアのおもちゃを外に出す為に、
まず他のプラケースをどけて道を作ります。(笑)
そして駐車場にビニールシートを敷き全部のロシアのおもちゃを並べます。
20個ほどのプラケースの中に各10~50点のおもちゃが入っており、
それらをひとずつ写真に撮りデータ保存していきます。
中には旧ソ連の子どもたちが実際に手作りしたおもちゃや、大変貴重な教育玩具、
土人形なども多数ありました。

写真を撮っていると、ご近所の子どもが
「何しているの?」
と遊びに来ました。
多田理事長が、
「このおもちゃね、新しくできる美術館に展示するんだよ。出来上がったら遊びに来てよ」
と言うと、その男の子は
「これも見て」
「こんなのどう?」
と次々に家にある自分のおもちゃを持ってきては見せてくれました。
そして遂には撮影が終わったおもちゃの梱包を汗をかきかき手伝ってくれました。
ありがとう。子どもサポーター第一号でした!

(スタッフ 石きょん
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