都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
おもちゃ学芸員NEWメンバー
『第19期おもちゃ学芸員養成講座』 が6月16・17日に行われ、
今回は、なんと30名もの方が受講されました。
開館当初より活動して頂いている、ベテラン学芸員さんによる
「すぐに実践できる遊び」のレクチャーでは、科学おもちゃの不思議を体感
身を乗り出して聞いている方も多く、終始笑いの渦が起こる1時間でした。
ただ、”もの”があるだけでは、その面白さなどはわからず、おもちゃ学芸員さんによる
言葉の話術によって、よりそのおもちゃの良さや楽しさを伝えることができるということを
体験していただきました
「先輩おもちゃ学芸員さんと話そう」では、6名の学芸員さんが、それぞれのお気に入りの
おもちゃを紹介
テーブル毎に異なったボードゲームをしながら、交流をしていただくことが目的でしたが、
終始笑い声と、「あ~~あ」という言葉で部屋は大賑わい
この2日間で、「楽しかった!」という声を何度も聞くことができましたが、
同じように来館者の方々にも楽しんで頂けるよう、新しくおもちゃ学芸員になられた皆さんの今後の活躍が楽しみです
第20期おもちゃ学芸員養成講座 11月7日(土)・8日(日) 受講生募集中
詳しくはこちらから
はっち
移動型おもちゃ美術館「木育キャラバン/グッド・トイ」開催スケジュール 2015年度5月版
(2015年5月末現在の情報です)
移動型おもちゃ美術館
「グッド・トイキャラバン」、「木育キャラバン」の2015年度開催スケジュールです。
今年度は、さらに全国各地を巡りまくりです。
開催予定も含んですので、会場や詳細が決まっていない場所も多いですが、随時お知らせします。
日程/会場
■5月
5月4~6日/横浜そごう9階市民フロア
5月8~10日/イオンタウン守谷
5月15~17日/新宿御苑 (森のおもちゃ美術館)
■6月
6月6日 /アスティ徳島 (*)
6月13~14日/福井県こども家族館
6月20~21日/福井産業会館
6月27日/岡山シンフォニーホール (*)
■7月
7月 5日/札幌市教育文化会館 (*)
7月11日/大阪・YMCA国際文化センター (*)
7月25日/宮崎・綾町公民館文化ホール (*)
■8月
8月1~2日/鳥取・ハワイアロハホール
8月1~2日/岐阜・じゅうろくぷらざ (*)
8月22~23日/東京都桧原村内
8月29日/山形県内 (*)
8月29~30日/三重県津市内
■9月
9月5~6日/千葉・QIBALL
9月12~13日/福岡・八女市黒木きのこ村
9月13日/東京・木材会館 (*)
9月19~23日/北海道・釧路こども遊学館
9月26~27日/島根県松江市内
■10月
10月3~4日 /山形県南陽市内
10月9~11日 /ぎふ清流文化プラザ長良川ホール
10月10~12日/新潟県立こども自然王国
10月18~19日/東京都新宿区(東京おもちゃまつり)
10月24~25日/秋田県由利本荘市内
10月31日~11月1日/秋田県五城目町内
10月31日~11月1日/広島県庄原市
■11月
11月中 /福島県国見町内
11月21日~23日/愛知・豊橋こども未来館
11月28日~29日/長野・えんぱーく
■12月
12月5日~6日 /フレスポ鳥栖
■2016年1月以降の予定
2月6日~7日 /アクロス福岡
(*)マークは、林野庁の「木づかい全国キャラバン」として開催されます。
沖縄スタディーツアーへ行ってきました!
5月末に、「多田館長と行く! おもちゃとやんばるの森 スタディーツアー」に行って来ました!
1都13県、総勢40名程の参加者が全国から集合し
まず最初の目的地である、姉妹館【やんばる森のおもちゃ美術館】に出発!!
1日目
このツアーの目的の1つである、一口館長積木(寄付者の名前を刻印) 『ヤンバルクイナの里帰り』を
果たせた方も多くいらっしゃいました
館内では、琉球松で作られた木のタマゴプールにゆったりと浸かって、ゆんたく(おしゃべり)。
そして、地元ワークショップグループ『森もり』さんによる、「アダン風車」と、「マーニーの金魚」の
レクチャー
アダンの葉はとっても大きくて、ソリにして草原を滑って遊んだという、幼少期のお話もしてくださいました。
外に出て風車に風があたって回るように、嬉々と勢い良く駆けてき、童心に返った様な大人たちの笑顔が、なんとも素敵でした
1泊目の宿泊施設【やんばる学びの森】では、国頭村のキャラクター「キョンキョン」(国の天然記念物:ヤンバルクイナ)が雨の中お出迎え
二人のそんちょう(村長・村鳥)にお会いすることができ、参加者のテンションも一気に上がりました
なんと、キョンキョンがエイサーを太鼓で叩くとくれば、全員立ち上がって踊らずにはいられません
2日目
さてさて、一夜明けた朝には、「見られたらラッキー」と言われていた、本物のヤンバルクイナを発見
全員が幸運にも見ることができ、かつ数分間も私達の前に姿を表してくれました。
ガイドウォークでは、やんばるの森の奥深くまで行き、たっぷり2時間もの散策のおかげで、すごくよい汗をかきました
自然界に生息しているのは、もちろん人間だけではないということを肌で感じさせられた気がします。
多種多様な生き物の息吹や、森林のざわめき、変わらずにありつづけることの難しさや
それを支える人々の思いを学ぶ旅でもありました。
3日目
最終日最大の目的は、『おもちゃと医療現場との関わりを知る!』
朝に、病児の家族の為の滞在施設【がじゅまるの家】 へ。
看病する家族が安心して滞在することができる様、各方面からの援助もさることながら、施設の方々の心からの支援に、何かせずにはいられない気持ちになります。
続いて、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターにて、小児外科医の先生、病院ボランティア歴10年のおもちゃコンサルタントマスターや、がじゅまるの家の施設長より、それぞれの活動にかける思いや、活動内容のお話を伺いました。
今回のスタディーツアーでは、沖縄の方の熱い心意気もさることながら、自然界との共存、
人と人との出会いやコミュニケーションの大切さなど、学ぶべきこと、学ばざるを得ないことなど、気付きの多かった旅だったかと思います。
ツアーにご参加頂いた皆様、ご協力頂いた各関係者の皆様、お世話になりました
また再会できる日を楽しみにしております。ありがとうございました
はっち