都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
十二年連続企画『干支張り子に絵付をしよう!』ワークショップ第一弾開催!
今年は十二支の最初、子(ね)の年ですね
2020年より十二年間、毎年その年の干支張り子に絵付をしよう!
というワークショップを開催することになりました
その第一弾として、子の張り子に絵付をするイベントを開催し、
福島県西会津町にて57年間続く 野沢民芸さんという張り子工房より、絵付師である早川美奈子さんを講師にお迎えしました
早川さんは、2013年スカンジナビア政府観光局(元ノルウェー政府観光局)が主催したノルウェーの画家、エドヴァルド・ムンクの生誕150周年の記念イベントにて「叫び」をテーマに「起き上がりムンク」を考案されたり、
2011年の東日本大震災の後、福島の郷土玩具「あかべこ」に青海波(せいがいは)模様を描き、福島ならではの復興支援の作品もてがけられています。
張り子について、そして福島の郷土玩具についてのお話しをうかがった後、早速ワークショップスタート
真っ白な張り子に最初に筆を入れる時は、皆ドキドキ
子どもから大人まで、親子や、お孫さんとご一緒、大人の方のご参加も多く、
皆さん思い思いに筆をはしらせ、”ねずみ張り子”に絵付をしていきました。
「今年ねずみ年の人!」の質問をしたところ、全部で60名ご参加頂いたうち、10名もいらっしゃらなかったです
ですが『十二年間連続企画』ということで、ご自分の干支だけではなく、毎年ご参加いただけたら嬉しいです。
親御さんが「その頃はこの子は大学生かも」とか、十二年後の自分を想像したり…
十二年後、皆さんは何をなさっているでしょうか… 楽しみですね
さて、来年の丑年では、どんな張り子がお目見えするでしょうか
皆様のご参加をお待ちしております
はっち
縁起のいいお正月イベントで2020年幕開け!!
皆さんは、お正月になにをされていましたか?
私は、美味しいものを食べてはボーっとするといった平和でしかないお正月を過ごしました。
たっぷり肥やした体にムチを打って今年も頑張ってスタートです!
東京おもちゃ美術館は2020年1月6日(月)に新年初日を迎えました。
その記念すべき初日には、10年ほど前から毎年イベントをお願いしております、
多田純也さんによる『ただじゅんの獅子舞がやってきた!』が開催されました。
開館と同時に入り口で獅子舞がお出迎え!
子どもたちは怖がりながらも獅子舞に頭を噛んでもらい福をもらっていました。
その後、午前・午後に各1回づつ獅子舞のかたちをした「パクパク人形」というWSを行いました。
新年初日にどれぐらいの方が来館されるのかドキドキしていましたが、
どちらも満員で大盛況でした!
WSの後は、ただじゅんさんと作った獅子舞で踊ります。皆、とっても上手でした!
踊った後は、館内をぐるっと一周してイベントに参加できなかった方にも福のおすそ分けをしました。
最後は、ただじゅんさんによるミニ劇場!!
獅子舞のみと思いきや太鼓や三味線、そして皿回しまで!あっという間の30分でした。
続いて、翌日7日(火)には『コマ・けん玉で遊ぼう!』のイベントが開催されました。
普段、館内に出さない珍しいコマで遊んだり、
ベテランおもちゃ学芸員さんと一緒にけん玉で遊んだり、
日本の伝統文化を楽しむお正月らしいイベントとなりました!!
ご参加いただいた皆さん、新年からありがとうございました!
今回、参加できなかった皆さん、来年こそはぜひお待ちしています!!
ナナ
【第28期】おもちゃ学芸員養成講座
おもちゃと人、人と人を繋ぐおもちゃ学芸員。
受講された方に理由をお聞きすると
・定年で仕事を退職したが、社会と繋がりを持っていたい。
・「おもちゃ」や「遊び」に興味がある。
来館した際、イキイキ活動しているおもちゃ学芸員の姿を見てあこがれた!なんて方も…!
養成講座は毎年2回開催しています。
2020年の開催日
・6月16日(火)、17(水)
・11月14日(土)、15(日)
社会貢献活動に興味がある方、特技を生かしたい方、何かやってみたいな~とお考えの方
お待ちしています!
山口県 長門おもちゃ美術館
秋田県 鳥海山おもちゃ美術館
岩手県 花巻おもちゃ美術館
などなど日本全国の姉妹館でも養成講座を開催していますので
「あ、あの人にいいかもしれない」と思い浮かぶ方が居ましたら是非シェアしてください♪
姉妹館についてはこちらhttp://goodtoy.org/ttm/about/new_tm.html
たむたむ
新しく完成したスギコダマのお披露目!! IN赤ちゃん木育ひろば
今日、新たに仲間入りしたスギコダマのお披露目!!
おもちゃ学芸員さんとの朝ミーティング時
「せーの!!」で、放流をしました。
秋田・奈良・熊本・静岡・大分に、新たに仲間入りした、広島県の杉。
新しい形(まんまる)も増えています。
そして2020年!!
新たに仲間入りしたスギコダマと共にお客さまをお迎えすることが出来ました。
製作も、放流も、
ご協力いただきまして本当にありがとうございました。
楽しそうに参加してくださり、私も嬉しく思っています。
赤ちゃん木育ひろばに来られた際には、前からあるもの、新しいもの、
ぜひ、手に取って見比べてみてください。
※これは、11月27日に造形作家の有馬晋平さんをお呼びして行った、製作ワークショップでの完成品。
その日に完成した人もいれば、ご自宅へ持ち帰って作った人、2個、3個と協力いただきました。
その様子はこちら
https://blog.goo.ne.jp/tokyo-toy-museum/d/20191206
かなっぺ
2020年 あけましておめでとうございます!
明けましておめでとうございます。
日本を代表する木育拠点、多世代交流の館として定着してきた
東京おもちゃ美術館。
新たに12年目に向かう新年となりました。
一層身を引き締め、全国各地の皆様から愛されるおもちゃ美術館を
目指してまいりたいと思います。
2013年にオープンした沖縄県国頭村の姉妹館「やんばる森のおもちゃ美術館」に
引き続き、山口県の「長門おもちゃ美術館」、
秋田県の「鳥海山木のおもちゃ美術館」に加え、
6月には宮沢賢治の故郷、花巻に姉妹館が新たに誕生します。
今年は、難病児とその家族の支援をさらに充実させ、
こども食堂に通う子どもたちへの支援といった新領域にも参画し、
どのような子どもや家族であっても楽しむことが出来る
“インクルーシブミュージアム”を目指してまいりたいと思います。
福祉を拓き、おもちゃ文化を創る「福祉文化」の創造も当館の重要な使命です。
スタッフ、おもちゃ学芸員一同、皆様のご来館を心待ちにしております。
認定NPO法人芸術と遊び創造協会 理事長
東京おもちゃ美術館 館長 多田千尋