四谷の桜

在校生、卒業生、保護者の皆さん、先生方、地域の皆さん、
学校には本当にたくさんの人の想いが繋がっているのですね。
今日は、講堂（古い学校ですので、体育館ではなく講堂なのです）に集められた不要になった学校の備品を見せていただき、その中からグッド・トイ委員会で使うものがあれば譲って下さるということでした。
もちろん長年学校で子ども達や先生方に使われた品々をたくさん譲り受けました。ガラス扉付きのレトロな整理棚、日本地図や世界地図のついた黒板、黒板用のコンパスや三角定規（美術館で活用できるかどうかはわかりませんが・・・）などなどいろいろな物がありました。

それぞれの備品を理科室（これがまたレトロな雰囲気の古い理科室です）に運び、汗びっしょりでふと窓から外を眺めると、グラウンドの向こうに満開の桜。思わずため息。

昨年までは子ども達の入園（幼稚園もありました）入学を祝って賑やかに咲いたであろう桜。今年はちょっぴり寂しい学校の風景になってしまいました。
きっと来年は「東京おもちゃ美術館」でたくさんの賑わいのなか咲けるよう、願いつつ「お花見」を堪能しました。

（スタッフ 石きょん）