春の山菜で有名なタラの芽、これまで花に関してはあまり意識していませんでした。
芽の出るころ、「大きないいタラの芽があるなー」と感心していた雑木林がありました。
今朝、久しぶりに近くを歩いていて、間近で花を初めて眺めました。見事でした。
木の先端に傘を広げたように10本くらいの花茎が伸び、小さな花をたくさんつけていました。
傘状の直径は大きいもので6~70㎝ありました。
遠くからは全てが咲いているように見え、何本も密集しているので、見事な光景でした。
場所は道路下の竹や雑木の林で、日当たりのいいところでした。
崖下4mくらいの所から幹が伸びており、樹高もそれくらいでした。
タラの芽は、春の山菜の王様といわれ、カリウムなど栄養成分を多く含んでいるそうです。
芽のみならず、樹皮や根皮、幹のトゲ、花後の果実などにも薬効成分があるのだそうです。
いずれも、乾燥させて煎じて飲めば、樹皮と根皮は胃潰瘍、糖尿病、腎臓病に、トゲは高血圧に、果実は糖尿病に効き目があるそうです。ただし、用法、用量には注意点があるようです。