ゴマ(胡麻)の花が咲いていました。
淡いピンク色の釣り鐘型の花でした。
花の下部の茎には既に結実した実がたくさんなっていました。
花は下向きなのに結実すると上向きになるようです。
このサヤの中に種(ゴマ)がたくさん入っているようです。
だんだん上に伸びながら次々に花を咲かせ、結実するようです。
草丈は1m20~30㎝くらいでした。このゴマは黒ゴマのようでした。
花の色は種の色とつながりがあるのだそうです。
白ゴマに白い花が、黒ゴマには淡いピンクの花が、茶ゴマには薄紫色の花が咲くそうです。
ゴマの歴史は極めて古く、およそ5,000年以上前には既に栽培されていたそうです。
ゴマの起源については諸説あり、アフリカのサバンナが起源というのが有力だそうです。
日本では、縄文時代の遺跡からゴマの種が出土された事例があるそうです。
「干ばつに胡麻の不作なし」と言われているようです。そうしたことからも古くから栽培され、
食用だけでなく燈油としても利用されるなど、人類の進歩に大いに役立ってきたようです。