今、黒い小さな実が鈴なり状態でなっているのをあちこちで見かけます。
トウネズミモチ(唐鼠黐)の実です。
もう少し熟すと小鳥たちの格好のエサになるようです。
樹高は3mくらいでした。鈴なり状態で枝が垂れ下がっていました。
トウネズミモチ(唐鼠黐)は、名とおり原産は中国(唐)だそうです。
鳥による種子の拡散で広まっており、外来生物法の「要注意外来生物」に指定されているそうです。
非常によく似たものに日本原産の「ネズミモチ」があるそうです。
果実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ていることからこの名になったとか。
ネズミモチとトウネズミモチの違いは、次のような点だそうです。
①ネズミモチの果序(実のついている軸)は白っぽいが、トウネズミモチの果序は赤茶色。
②ネズミモチの実は細長い楕円形に見えるが、トウネズミモチの実は丸っこく見える。
②ネズミモチの葉脈は透けて見えないが、トウネズミモチの葉脈は透けて見える。
葉も写していました。
これらの状況から、今日見たものはトウネズミモチに間違いないようでした。
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