四季折々

~感じるままに~

白雪姫と紫御殿

2024-09-17 05:13:00 | 写真・花
御殿にお暮らしの姫様のようなタイトルですが・・・
非常によく似た2種類の花です。
昨朝、立て続けに出会いました。

その1 白雪姫(これは流通名で、和名は「白毛露草」、本名は「トラデスカンティア・シラモンタナ」とか)









民家の道路に面した花壇に植えられていました。
花は、チラホラと咲いている程度で、白い毛に覆われているような葉が密生していました。
白雪姫(トラデスカンティア・シラモンタナ)は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンティア属)の多年草で、
原産地はメキシコだそうです
乾燥ぎみに育てると白毛が密生し、葉が小さく、節の間が詰まり、
水をたくさん与えると白毛が少なく、葉が大きくなり、節と節の間も伸びるのだとか。
花は、朝方開いて昼ごろには閉じる一日花ですが、夏から初秋にかけて小花をつけ続けるそうです。


その2 紫御殿(別名:パープルハートとか)









民家の庭からのぞいていました。
うす紫の花以外は葉も茎もみな濃い紫色で神秘的でした。
荘厳さすら感じるような、全草の紫色からこの名がつけられたのだそうです。

ムラサキゴテン(紫御殿)は、白雪姫と同じ、メキシコが原産で、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草のようです。
これも一日花で朝咲いて昼にはしぼむものの、初夏から秋まで毎日次から次に花をつけるそうです。
別名パープルハート(紫のハート)ともいうそうです。
花びら3つでハートに見えますが、花ではなくて、葉の出始めがハートの形をしているからだそうです。

白雪姫と紫御殿は、葉や茎の色は違うものの形はよく似ており、どちらもツユクサに似た同色の花でした。
植物の世界は本当に不思議でおもしろいですね。



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