シャラノキ(ナツツバキ)もまだ咲いていますが、ヒメシャラも咲き始めました。
ヒメシャラは、シャラノキより小振りなため、この名がついたようです。
我が家のものは、どちらも同じくらいの樹齢ですが、ヒメシャラの方がたくさん花をつけます。真っ白で、より可憐花です。
雨の中、今日初めて数輪咲きました。ヒメシャラも一日花で、朝咲いて夜には散ります。
つぼみがたくさんついています。一気には咲かず、毎日数輪ずつ咲いていきます。
5月19日に咲き始めたシャラノキもまだ咲き続けています。
左はシャラノキ、右がヒメシャラです。ヒメシャラは、花も葉も樹高も小振りです。
手前がシャラノキ、向こうがヒメシャラです。
今日は雨の重みでずんぐりしていますが、日頃はしゃきっとしていて、姿のよい木です。
夕方、「今日と明日午後7時から可部で大文字祭りが催される」とラジオが報じていました。
高松山の雄姿を背に「大」の字が浮かぶ献灯神事で、290年余の伝統があるということを知り、高松山を望むことができる高瀬堰まで見に行ってみました。幻想的な眺めでした。
19:32、高瀬堰左岸から撮影。まだ明るさが残っており高松山もはっきり見えました。
だんだん暗くなりはっきりと浮かび上がってきました。(19:43同じ場所から撮影)
一説では、かって可部の町で大火があった際、「大」の字型に焼け広がったため、火難よけを祈願して住民が奉納したのが始めといわれているそうです。この火難よけ神事は、290年余の伝統があり、昭和39年からは、山火事の心配から電灯になったとのことです。
なお、「大」の字は、縦55m、横45mもあるそうです。
エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)が咲き始めました。10年前北海道の日高ケンタッキーファームから、小さい株をいただいて帰りました。北海道では9月に咲いていたのに、我が家に来てからは初夏に咲いています。ただ、昨年は6月19日にブログに載せており、今年は少し早いようです。
「蝦夷の野に咲く紺色の菊に似た花」、ちょっと明るい紺色、きれいな色です。
近づいて写しています。花の直径は3㎝くらいです。
草丈は、高く伸びているもので50㎝くらいです。今は30㎝くらいに伸びているものにつぼみがいっぱいついています。これから、高く伸びているものにもつぼみがつくようになります。
図鑑等をみてみると、花びらの短いもの、色の薄いものなどあるようです。本当にエゾノコンギクかどうか定かではありませんが、北海道から持ち帰ったので、そうだと信じています。
安芸クイーン(ブドウ)が半数余り満開となったので、1回目のジベレリン処理を行いました。
ジベレリン処理は、種なし化、着粒安定、成熟促進のために行うものです。ジベレリンは、イネの馬鹿苗病菌の培養液から作られる植物ホルモン剤で、有害なものは含まれていないそうです。
この状態が満開の状態です。満開から3日以内に1回目のジベレリン処理を行います。
房づくりを行った際、全ての房の上方の支梗を1個だけ残しておきました。
たくさんの房は、いっぺんには満開にならないため、1回目のジベレリン処理は3~4日かけて行うようになります。
そのため処理が終わった房は、終わった印にこの支梗を切り取ります。
ジベレリンの水溶液に手作業で一房ずつ浸します。
10~15日後に2回目の処理を行います。
粒についている花キャップ
をそのままにしておくと、実にこび
りつくので、処理後に除去します。
キャップは、指で簡単に取り去ることができます。こんなにきれいになりました。
今日除去した支梗は37個でした。
あと同じくらい残っているようです
。
この数を集約すると、房数が判明します。実らせすぎにしないための参考になります。