今、コデマリ(小手毬)とオオデマリ(大手毬)をよく見かけます。
どちらも白い多数の花を咲かせ、遠くからでも目立っています。
同じ時期に咲くよく似た花ですが、全く別の植物だそうです。
コデマリです。 ユキヤナギの大型のように見えます。
小さな花がたくさん集まり1個の丸い花を形成しており、この1つに見える花の直径は4㎝くらいのようです。
そんな1つに見える花が枝いっぱいに連なってついています。
こちらはオオデマリです。このお宅のものは見事でした。
これも小さな花がいくつも集まり丸い1つの花を形成しています。
これは他の場所で咲いていたものです。
直径8~10㎝くらいでした。
この花は、オシベとメシベの退化した「装飾花(飾り花)」で、タネはつけないそうです。
どちらも手まりに見立てた名前がついていますが、
コデマリは中国原産でバラ科、オオデマリは日本原産でスイカズラ科だそうです。
名前こそ近いものの、全く別の植物だそうです。
スズラン(鈴蘭)が咲いています。
まさに“鈴”そのもの。名前もそこからのようです。
ただし、ランではなくユリ科だそうです。
ヨーロッパ原産のドイツスズランのようです。
花茎が葉より少し長く伸びています。これがドイツスズランの特長だとか。
園芸店などで売られているものは、ほとんどがこのドイツスズランとのことです。
真っ白で清楚な花です。「谷間の姫百合」とか「君影草」の別名もあるそうです。
きれいですが、全草(特に花)に有毒成分を含んでいるそうで、取り扱いに注意を要します。
白色のフジ(藤)の花が咲いていました。
以前、夏に咲いていたことがあり、不思議に思い調べたことのあるフジです。
私のブログをチェックしてみたところ、ありました。ところが、またまた不思議に出会いました。
民家の塀の上からのぞいていました。
以前、夏ころに咲いていたのをブログにアップした記憶があったのでチェックしてみました。
ありました。3年前、2015(H27)年6月17日にとりあげていました。
「なっ!なんと!?」ビックリしました。その時の色はピンクだったのです。
当時写していたものです。
同じフジの木に間違いないようです。
春に咲き、夏にも希に咲くことはあるようですが、2度目に咲くときは色が違う!?? 不思議です。
今年も6月以降にチェックしみようと思っています。
2015(H27)年6月17日の記事です。→ https://blog.goo.ne.jp/tomi153713102014goo/d/20150617
今、街路や公園などでツツジが満開です。
このところの晴天続きと高温にも負けず、きれいに咲いています。
今咲いているツツジは、ほとんどがヒラドツツジ(平戸躑躅)という品種のようです。
ヒラドツツジ(平戸躑躅)は、古くから長崎県平戸市で栽培されてきたことが名前の由来だそうです。
刈り込みに耐え、萌芽力が強いことから街路樹としてよく使われているのだそうです。
大輪の花がきれいで、街中を明るくしてくれているようです。