守田です。(20110618 00:30)
6月14日に、「京都・ママ・パパの会」の方たちに呼んでいただいて、お話を
してきました。
「京都・ママ・パパの会」は、子どもたちを守るのは自分しかいないと決意して
起ちあがったママさん、パパさんの集う会です。素敵なホームページも
立ち上げています。
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
この日の会合、自分の話がどうだったかは分かりませんが、赤ちゃん連れの
お母さんたちがたくさん詰めかけてくださり、熱心な討論が交わされました。
とくに印象的だったのは、福島県郡山市、茨城県、東京都から避難してきた
お母さんたちも参加してくれたことでした。東京からはふた組の親子が参加
してくださった。また自分のご家族をオーストラリアに避難させているパパさんも
参加してくださいました。
僕の話の後に、それぞれが自分の思いを話して下さり、それがとても良かった。
京都のお母さんたちも次々と質問や意見を言われていました。全体として
みんなで子どもたちを守っていこう、避難してきた人たちの苦労をシェアして
いこうという気持ちが溢れていました。
・・・人の思いの中で、何が一番とは、なかなか言えないものだとは思いますが、
やはりわが子を守ろうとするママさん、パパさんの気持ちはとても強いものであり、
同時にとても気高いものだと思います。接していて胸を打たれます。
柔らかくも、しなやかな強さ、逞しさを感じました。
参加させていただいていることがとても幸せに感じれる一幕でした。
僕もママさん・パパさんたちと一緒に頑張っていきたいと思います。
同会のホームページに、この日の報告も載っています。
写真もあるので、雰囲気も伝わるかと思います。よければご覧ください。
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
なおこうしたママ・パパの立ち上がりは、全国で進んでいるようです。
その一つ、東京の江東区でも子どもを守る会が立ちあがっています。
『NO!放射能「江東こどもを守る会」』です。
http://koutoumama.jimdo.com/
この会は、独自に放射線計測を行う中で、近くの汚泥処理施設周辺が高線量源に
なっていることを突き止めています。非常に有効な活動だと思います。
この会の活動を紹介する記事が、「女性セブン」に載ったので、ご紹介します。
また京都・ママ・パパの会の方たちによる、街頭署名活動の記事も貼り付けて
おきます。
ママさん、パパさんたちがたくさん集ってくださったのは京北で、「おむすび
マーケット」の方たちが開いてくださった会合も同じでした。このときも僕は
集まったみなさんたちの真剣なまなざしに包まれて、胸が熱くなりました。
京北と和知の集まりの様子が京都新聞に報道されたことを、同会のHPに
載せてくださっているので、紹介します。
http://omusubi.keihoku.jp/info/kyoto-np_110614.html
ともあれ、みなさん。素晴らしく活躍中です!
**************************
放射能から子を守りたい」母の願いに立ち上がった大学教授
NEWS ポストセブン 6月12日(日)7時5分配信
6月7日、東京都庁記者クラブで行われた記者会見。NPO『NO!放射能「江東
こども守る会」』代表の石川綾子さん(33)と神戸大学大学院山内知也教授が
こう説明し始めた。
「東京都江東区のグラウンドから1kg当たり2300ベクレルものセシウムが検出
されました。これは福島県内の小学校の校庭に匹敵する汚染レベルです。
またこの場所では、0.25マイクロシーベルト/h以上の放射線量も計測されています」
子供が毎日のように野球やサッカーを楽しむグラウンドで計測された高い放射
線量。単純計算だが、0.25マイクロシーベルトは1年間常に外にいた場合、外部
被曝だけで年間2.19ミリシーベルトにも達する数値だ。
文科省は5月27日、福島県内の学校で子供が1年間に浴びる放射線量について、
年間1ミリシーベルト以下を目指すことを示したが、前出のグラウンド周辺はその
1ミリシーベルトを超える放射能高濃度エリアということになる。
独自に調査を行い、その衝撃の結果を発表した石川さんは、4才、3才、1才の
3人の娘をもつ主婦。震災以前は、放射能の知識もほとんどなかったという。
「中学校の修学旅行でJCOのある茨城県の東海村に行ったくらいで、それっきり。
放射能とか原発とか全然詳しくなかったんです。でも、5月中旬の新聞で、東京の
亀戸でかなり高濃度の放射性セシウムが検出されたという記事を見て、いま
住んでいる所は大丈夫なのか知りたくなり、行動に移したんです」(石川さん)
夫がインターネットで検索して、放射線計測学を専門にする山内教授に連絡を
取った。山内教授は快く承諾してくれたので、長女と次女の通う幼稚園に掛け合い、
園内の放射線量についても調べることにした。しかし、調査をする直前に、
幼稚園からは「その話は進めないでくれ」と断りがはいってしまったという。
子供たちを守るためには自分たちが動かなければと、石川さんたちはそれを
機に『NO!放射能「江東こども守る会」』を設立。同じような考えを持ったママ
友らがあっという間に31人も集まった。
同会が依頼する形で、山内教授らが、5月21、22、25日に江東区内の11エリア
で地表や大気の調査を行った。
「山内教授とアシスタントの先生、それと会のメンバー約9人で公園や公道、神社
などを回りました。いずれも測定器の針が振れて高い数値が出たのですが、
東部スラッジプラントの周辺でより高い数値が出たんです」(石川さん)
スラッジプラントとは、下水の処理過程から発生する汚泥(スラッジ)を処理する
施設。下水道から出る汚泥を濃縮・焼却し、砂を生成。その砂をセメントや建築
資材などに再利用している。都内には水道局管理の下にスラッジプラントが2か所、
他にも汚泥の焼却施設が10か所存在する。このうち、江東区内で稼働している
東部スラッジプラント周辺で高い放射線量が計測されたというわけだ。冒頭の
会見で報告されたグラウンドはまさに東部スラッジプラントの目と鼻の先だった。
※女性セブン2011年6月23日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110612-00000005-pseven-pol
***
子どもを放射能から守って 「京都・ママ・パパの会」が署名宣伝
京都民報 2011年6月16日 10:31
「放射能から子どもを守る京都・ママ・パパの会」は15日、京都市下京区の四条
河原町で「法定1ミリシーベルトの順守」と、「放射能を浴びた震災ごみを京都市で
焼却しないこと」を求める署名を呼びかける街頭宣伝を行いました。
「1ミリシーベルト」の署名では、現行法の年間被ばく量の上限1ミリシーベルトを
守り、放射線量の高い地域の子どもたちの避難・疎開の実施や内部被ばく検査
などを求めています。また、「震災ごみ」の署名では、東日本大震災で生まれた
ごみの処理について、年10マイクロシーベルト以上の震災ゴミを京都市へ持ち
込まず、焼却しないことを求めています。
同会のメンバーは、「多くの子どもが放射能の危険にさらされています。これ以上
の被ばくを生まないでほしい」とマイクで訴え、署名を呼びかけました。2歳の子ども
を連れて宣伝に参加した女性(36)=左京区=は、「これだけ大きな原発事故が
起こり、自分も行動しないといけないと思って宣伝に参加しました。福島の人も
大変ですし、京都でも不安に思うことがあります。少しでも放射能の危険を
減らしたい」と語りました。
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/06/16/post_7932.php
6月14日に、「京都・ママ・パパの会」の方たちに呼んでいただいて、お話を
してきました。
「京都・ママ・パパの会」は、子どもたちを守るのは自分しかいないと決意して
起ちあがったママさん、パパさんの集う会です。素敵なホームページも
立ち上げています。
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
この日の会合、自分の話がどうだったかは分かりませんが、赤ちゃん連れの
お母さんたちがたくさん詰めかけてくださり、熱心な討論が交わされました。
とくに印象的だったのは、福島県郡山市、茨城県、東京都から避難してきた
お母さんたちも参加してくれたことでした。東京からはふた組の親子が参加
してくださった。また自分のご家族をオーストラリアに避難させているパパさんも
参加してくださいました。
僕の話の後に、それぞれが自分の思いを話して下さり、それがとても良かった。
京都のお母さんたちも次々と質問や意見を言われていました。全体として
みんなで子どもたちを守っていこう、避難してきた人たちの苦労をシェアして
いこうという気持ちが溢れていました。
・・・人の思いの中で、何が一番とは、なかなか言えないものだとは思いますが、
やはりわが子を守ろうとするママさん、パパさんの気持ちはとても強いものであり、
同時にとても気高いものだと思います。接していて胸を打たれます。
柔らかくも、しなやかな強さ、逞しさを感じました。
参加させていただいていることがとても幸せに感じれる一幕でした。
僕もママさん・パパさんたちと一緒に頑張っていきたいと思います。
同会のホームページに、この日の報告も載っています。
写真もあるので、雰囲気も伝わるかと思います。よければご覧ください。
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
なおこうしたママ・パパの立ち上がりは、全国で進んでいるようです。
その一つ、東京の江東区でも子どもを守る会が立ちあがっています。
『NO!放射能「江東こどもを守る会」』です。
http://koutoumama.jimdo.com/
この会は、独自に放射線計測を行う中で、近くの汚泥処理施設周辺が高線量源に
なっていることを突き止めています。非常に有効な活動だと思います。
この会の活動を紹介する記事が、「女性セブン」に載ったので、ご紹介します。
また京都・ママ・パパの会の方たちによる、街頭署名活動の記事も貼り付けて
おきます。
ママさん、パパさんたちがたくさん集ってくださったのは京北で、「おむすび
マーケット」の方たちが開いてくださった会合も同じでした。このときも僕は
集まったみなさんたちの真剣なまなざしに包まれて、胸が熱くなりました。
京北と和知の集まりの様子が京都新聞に報道されたことを、同会のHPに
載せてくださっているので、紹介します。
http://omusubi.keihoku.jp/info/kyoto-np_110614.html
ともあれ、みなさん。素晴らしく活躍中です!
**************************
放射能から子を守りたい」母の願いに立ち上がった大学教授
NEWS ポストセブン 6月12日(日)7時5分配信
6月7日、東京都庁記者クラブで行われた記者会見。NPO『NO!放射能「江東
こども守る会」』代表の石川綾子さん(33)と神戸大学大学院山内知也教授が
こう説明し始めた。
「東京都江東区のグラウンドから1kg当たり2300ベクレルものセシウムが検出
されました。これは福島県内の小学校の校庭に匹敵する汚染レベルです。
またこの場所では、0.25マイクロシーベルト/h以上の放射線量も計測されています」
子供が毎日のように野球やサッカーを楽しむグラウンドで計測された高い放射
線量。単純計算だが、0.25マイクロシーベルトは1年間常に外にいた場合、外部
被曝だけで年間2.19ミリシーベルトにも達する数値だ。
文科省は5月27日、福島県内の学校で子供が1年間に浴びる放射線量について、
年間1ミリシーベルト以下を目指すことを示したが、前出のグラウンド周辺はその
1ミリシーベルトを超える放射能高濃度エリアということになる。
独自に調査を行い、その衝撃の結果を発表した石川さんは、4才、3才、1才の
3人の娘をもつ主婦。震災以前は、放射能の知識もほとんどなかったという。
「中学校の修学旅行でJCOのある茨城県の東海村に行ったくらいで、それっきり。
放射能とか原発とか全然詳しくなかったんです。でも、5月中旬の新聞で、東京の
亀戸でかなり高濃度の放射性セシウムが検出されたという記事を見て、いま
住んでいる所は大丈夫なのか知りたくなり、行動に移したんです」(石川さん)
夫がインターネットで検索して、放射線計測学を専門にする山内教授に連絡を
取った。山内教授は快く承諾してくれたので、長女と次女の通う幼稚園に掛け合い、
園内の放射線量についても調べることにした。しかし、調査をする直前に、
幼稚園からは「その話は進めないでくれ」と断りがはいってしまったという。
子供たちを守るためには自分たちが動かなければと、石川さんたちはそれを
機に『NO!放射能「江東こども守る会」』を設立。同じような考えを持ったママ
友らがあっという間に31人も集まった。
同会が依頼する形で、山内教授らが、5月21、22、25日に江東区内の11エリア
で地表や大気の調査を行った。
「山内教授とアシスタントの先生、それと会のメンバー約9人で公園や公道、神社
などを回りました。いずれも測定器の針が振れて高い数値が出たのですが、
東部スラッジプラントの周辺でより高い数値が出たんです」(石川さん)
スラッジプラントとは、下水の処理過程から発生する汚泥(スラッジ)を処理する
施設。下水道から出る汚泥を濃縮・焼却し、砂を生成。その砂をセメントや建築
資材などに再利用している。都内には水道局管理の下にスラッジプラントが2か所、
他にも汚泥の焼却施設が10か所存在する。このうち、江東区内で稼働している
東部スラッジプラント周辺で高い放射線量が計測されたというわけだ。冒頭の
会見で報告されたグラウンドはまさに東部スラッジプラントの目と鼻の先だった。
※女性セブン2011年6月23日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110612-00000005-pseven-pol
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子どもを放射能から守って 「京都・ママ・パパの会」が署名宣伝
京都民報 2011年6月16日 10:31
「放射能から子どもを守る京都・ママ・パパの会」は15日、京都市下京区の四条
河原町で「法定1ミリシーベルトの順守」と、「放射能を浴びた震災ごみを京都市で
焼却しないこと」を求める署名を呼びかける街頭宣伝を行いました。
「1ミリシーベルト」の署名では、現行法の年間被ばく量の上限1ミリシーベルトを
守り、放射線量の高い地域の子どもたちの避難・疎開の実施や内部被ばく検査
などを求めています。また、「震災ごみ」の署名では、東日本大震災で生まれた
ごみの処理について、年10マイクロシーベルト以上の震災ゴミを京都市へ持ち
込まず、焼却しないことを求めています。
同会のメンバーは、「多くの子どもが放射能の危険にさらされています。これ以上
の被ばくを生まないでほしい」とマイクで訴え、署名を呼びかけました。2歳の子ども
を連れて宣伝に参加した女性(36)=左京区=は、「これだけ大きな原発事故が
起こり、自分も行動しないといけないと思って宣伝に参加しました。福島の人も
大変ですし、京都でも不安に思うことがあります。少しでも放射能の危険を
減らしたい」と語りました。
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2011/06/16/post_7932.php