UPの予定が無かったので画像を撮っていません、途中からです。ヴェラですけどね。シャッターが開かないので来ましたが、原因はシャッター羽根にテンションを掛けているコイルバネが折れているものでした。そこで、バネを修理してシャッターを切っていると・・今度は後ろの遮光用羽根が作動しなくなってしまいました。そこで分解をしてみると、➡の極小の◯は何? じつは、折れたシャッターバネが後ろの遮光羽根に入って羽根の動きを止めているものでした。
外国製のカメラは専門ではないので、がたぱしゃさんにお知恵をお借りしました。ピンセット先をスライドさせることによって遮光用羽根が作動します。横のLレバー(カム)によってシャッター羽根との作動タイミングを制御しています。
故障原因の折れたバネの先端部。これによって余計な時間を消費することになりました。
画像が暗くて良く分からないですけど、これはシャッターチャージ前の状態。遮光羽根が閉じている状態。
まぁ、プレストールRVSは厄介なシャッターです。1/750を実現するためにシャッター羽根を回転式とし、チャージの時にシャッター羽根が開くので露光を防止するために後ろの遮光羽根が作動するということですけど分かりますかね? 実際に作動を見ないと理屈が理解出来ないのでしたが、よくもまぁ、こんな方式を考えたものです。完成したシャッターを本体に取り付けます。チャージピン、レリーズレバー、距離計連動ピンの接続を確認しながら組み立てます。
リングナットを締め込んでフィルムレールを取り付けます。
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