東京都の非常事態宣言により外出を自粛しています。元々、通勤で外出する仕事ではないですが、流石に室内に籠ったままですとストレスが溜まって来ます。そこで今日は短時間ホームセンターとスーパーに買い物に出掛けましたが、営業時間の短縮など経済に影響が出ていますね。しかし、有名な女優さんがコロナでお亡くなりになったり、私の市でも数人の感染者が出ていると聞けば、段々と身近に迫っている危機感を感じます。作業はローライ35系を10台近く修理をしましたが、まだ続きますので気が付いたところだけUPするようにしますね。このローライ35Sはシャッター不動というかピントリングも固着していますが、原因はレンズを繰り出して行くと本体側との連動ピンが外れてしまうというもの。
しかし、無限はちゃんと合っているんですね。工場の作業かは断定できませんが、フィルムレール部に0.25mmの調整ワッシャーが入っています。なるべくピント面を下げたかったということでしょうか? レンズの組立には問題はありません。まぁ、なんとか折り合いをつけるのに苦労しました。
これはローライ35だったかな。このモデルはメーター窓の接着が両端の点着けになっていますので、脱落をしているものが多いですね。過去の再接着により体裁面に出て来たようです。再研磨をして接着します。
これも多いですね。レバーを受けるプラのボッチ。レバーがパチンと当たると相当な衝撃なのでしょう。割れたり無くなっているものが多いです。少し小さめですが製作して熱カシメで取り付けます。
こればローライ35ジャーマニー。露出計が不動ですが、導通がありませんね。
幸い、Cdsは生きていましたので、回路をやり直しておきました。
で、完成かとシャッターテストをして行くと・・「B」バルブが作動せずシャッターが止まりません。バルブの制御部は前面カバーを分離しないとアクセス出来ません。
ここですね。このレバーがバルブで右側に移動してシャッターを止めるのですが、作動が渋いです。また、作動バネも弱っているようで押し切る力がありません。レバーの動きの改善とバネを強化して改善させます。
当分同じような作業ですので、更新の間隔は空くと思いますのでよろしくお願いいたします。
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